小原木(おはらぎ)は、安土桃山時代の黒茶碗。よくわび茶に用いる。
「天正黒」とも呼ばれる。1573年から1592年の19年の間に焼かれたもの。焼かれたものを窯から出して急速冷却させることで、漆黒の色を出す。小原女や有明と並んで、黒茶碗の代表作である。