寝屋川署恐喝女性誤認逮捕事件

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寝屋川署恐喝女性誤認逮捕事件は、2014年1月に起きた恐喝及び、それに付随する誤認逮捕事件。

事件概要[編集]

2013年1月24日、大阪府大阪市のゲームセンターで面識のない者同士である20代の男性Aと女性Bがトラブルになる[1]。女性Bはゲームコインをめぐって因縁をつけて、男性Aを「私にはいろいろな知り合いがいて痛い目に遭うぞ」などと脅す。同日に、携帯電話販売店で無理矢理契約させてスマートフォン2台とタブレット端末(合計で約30万円相当)を脅して買わせたという。

誤認逮捕[編集]

男性Aと女性Bは互いに連絡先を交換していたため、2014年1月末に男性Aの母親が女性Bに電話をする。女性Bは、恐喝を認めるような発言をして名前と住所を言ったため、1月31日に寝屋川署に被害届を提出。寝屋川署は、電話越しに女性Bが言った名前と住所をもとに捜査。警察が2月中旬に女性Cの顔写真を男性Aに見せたところ、「間違いない」と話したことで、2014年4月22日に女性を任意同行。女性は容疑を否認したが、午前9時57分に逮捕した。しかし、男性Aが説明していた女性Bの身体的特徴と女性Cの身体的特徴が一致していないことが判明。さらに、女性Cに事件当日のアリバイがあったことも分かり、誤認逮捕が発覚。6時間の勾留後に女性Cを釈放した。

大阪府警では、2013年7月以降に本件も含めて9件の誤認逮捕があり、謝罪している[2]

脚注[編集]