安井息軒旧宅

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安井息軒旧宅(やすいそつけんきゅうたく)とは、現在の宮崎県宮崎市清武町加納甲3368-1に存在する安井息軒の旧宅である。

概要[編集]

清武城跡から東へ続く丘陵の小道を10分ほど進むと存在する。この旧宅跡は現在は半九公園(はんくこうえん)ともいわれており、安井息軒の「十里の道も九里をもって半ばとす」という座右の銘にちなんでいるという。安井息軒とは江戸時代後期から明治時代初期にかけての儒学者で、江戸幕府の学校だった昌平黌教授にまでなった人物である。安井の手植えといわれる梅のある入口から奥に入ると、書庫蔵や安井の座像などがある。旧宅は従来、茅葺きで4部屋を有していたといわれているが、現在は瓦葺きの方形となっている。道を挟んで北側には、安井が教えて多くの逸材を輩出したとされる郷学「明教堂」の標注が残っている。

アクセス[編集]