嫉刀・咎(しっとう・とがめ)は、小説『刀語』に登場する完成形変体刀の1本?
というのは嘘である。そもそも変体刀には金へんが付くのに、これには付いていないじゃないかという事で嘘だと気づく人も多いだろう。
ではこれが何なのかというと、第九話「王刀・鋸」にて、主人公の鑢七花と「王刀・鋸」の所有者である汽口慚愧が恋仲に落ちていると勘違いした本作のヒロインとがめが、七花に対して嫉妬している状態を表した言葉である。