天穂のサクナヒメ (アニメ)

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天穂のサクナヒメ』(てんすいのサクナヒメ)は、開発:えーでるわいす、発売:マーベラスによるゲーム『天穂のサクナヒメ』を原作としたテレビアニメ

概要[編集]

2024年3月9日、『天穂のサクナヒメ』のテレビアニメ化を発表[1]

登場人物、ストーリーの大筋はゲーム版と同一となっている。

ストーリー[編集]

第1話
サクナヒメは自堕落な生活を送っていたある日、人間を都に侵入させてしまって献上物の入った倉庫を爆破させてしまう。カムヒツキはサクナヒメに孤島「ヒノエ島」への追放を命じるのだった。
第2話
島に到着したサクナ達は鬼達と戦い、出会ったアシグモに母親の過ごした峠に案内される。そこで食料の確保を当面の間はしていくことにするも、田右衛門が稲作が実は苦手だったりミルテが料理を失敗したりと苦戦してしまう。そして、親ののこした書を頼りにサクナヒメは自ら稲作を始める。
第3話
サクナはなかなか成果が出ない状況に嫌気がさして逃げ出そうとする。それでも、新しい水田の目星が付くなど希望が見えて戻り、再び作業を始める。
第4話
稲作の人手確保のために河童達に協力を依頼しようとしたサクナたち。だが、河童はミルテを見て石を投げ始めてしまう。ミルテと同じ青い瞳をした鬼が河童たちを食べており、ミルテを敵の仲間と勘違いしていた。鬼を倒したことで河童たちと和解するのであった。
第5話
キンタとゆいの距離を近づけようとするサクナ。だが、ゆいがキンタに助けられて恩返しのために人間の姿になった鶴と判明。鶴に戻ってしまったゆいをキンタの絆の力で元に戻すことに成功し、二人の絆は深まるのであった。
第6話
火山の調査に行くとそこにはアシグモがいた。アシグモと共に異変に対処するもアシグモは負傷。一度撤退して、コメの収穫によって力をつけたサクナヒメは再び戻り火山の鬼を退治する。アシグモはかつての仲間を救ったサクナヒメに墓の前で雨が降る中で礼をいうのだった。
第7話
報告のために都に一度戻ったサクナヒメはココロワヒメと一晩楽しく過ごす。カムヒツキにもらった母親の作ったコメを食べたことでこんなコメを作りたいと思ったサクナヒメは島に戻り、再び稲作に励むのだった。
第8話
サクナたちが作った米「天穂(あまほほ)」。都でも評判になっていたが、何者かによって米に混ぜられたものによって流通が禁止。その容疑者にココロワヒメがいた。ココロワヒメの無実を信じるサクナヒメは都に戻る。そこで犯人が本当にココロワヒメであり、自身の行いが苦しめていたと知ったサクナヒメ。サクナヒメはココロワヒメを庇い、都を永久追放になるかと思えたが、ココロワヒメも島に渡り二人で勅命を果たせれば再び都に戻ることが可能となるのだった。
第9話
峠に傷ついた兎鬼がやってきて、意見が割れながらも手当をする。サクナ、ココロワ、アシグモは砦に攻め入ることにして、そこでサクナは石丸と再会。石丸はサクナたちよりもはやく島にやってきており、麓に攻め入る計画を立てていたのだった。
第10話
サクナが急いで戻ると峠は焼き尽くされて何も残っていなかった。田右衛門たちは何とか無事だったが、何もなくなり途方に暮れる。逃げ出そうとしたものの思いとどまったサクナはココロワに再会。再起することを誓い、みんなで団結する。かいまるがどこかに行っているのを見てサクナと田右衛門はあとをつけると兎鬼がいた。兎鬼を見逃したサクナだったが、そこに石丸がやってくる。
第11話
石丸に説得は通じずカイマルが人質に取られるも、カイマルに神の力が芽生え始めて石丸は退散。みんなに神の力がやどりつつあることがわかったこと、石丸の憎しみの力でヨモツガミが再び活発になる。力に飲み込まれた石丸は最後に田右衛門にやられてようやく世を去るのだった。
第12話
オオミズチと戦う決意をしたサクナにタマ爺は自身を溶かして打ち直して武器をつくる以外に倒す方法がないという。タマ爺の心がなくなることになると反対するサクナ。タマ爺はサクナに黙って自ら剣になることを決意。サクナの寝ている間に剣となってしまうのであった。
第13話
サクナはオオミズチを倒しに向かう。オオミズチの力に苦戦して倒れながらも倒すことに成功したサクナ。そのまま魂は別の場所に向かうかと思われたが、オオミズチの腹の中から解放されたサクナの両親の力もあってタマ爺ともども元の世界に帰還。サクナはみんなのもとに帰るのだった。

登場人物[編集]

天穂のサクナヒメ#登場人物」も参照。

サクナヒメ
声 - 大空直美
本作の主人公。武神タケリビと豊穣神トヨハナの間に生まれた豊穣神であり、不祥事によって「ヒノエ島」で鬼の調査をすることになる。
タマ爺
声 - 鳴海崇志
サクナの育ての親。サクナヒメを心配してあれこれという。
ココロワヒメ
声 - 衣川里佳
サクナの親友。
カムヒツキ
声 - 小日向みわ
ヤナト神族の主神。
田右衛門
声 - 矢野龍太
本名は「桂 右衛門尉 隆盛(かつら うえもんのじょう たかもり)」。
ミルテ
声 - 久保田ひかり
「フォロモス教」を布教しようとしている聖職者。
きんた
声 - 前田聡馬
戦災孤児で、物作りが得意。
ゆい
声 - 古賀葵
かいまる
声 - 桃河りか
アシグモ
声 - 各務立基
ヒノエ島の原住民として戦ってきた。
石丸
声 - 亀山雄慈
タケリビ
声 - 各務立基
トヨハナ
声 - 小日向みわ
ヒョウタン
声 - 相馬康一
河童
声 - 松重慎
訪れしもの
声 - 能登麻美子
瀬守神(せもりがみ)
声 - 野川雅史
大龍
声 - 中村大志
女将
声 - 仲村かおり
アニメ第1話・8話・13話登場。
神々の声
声 - 杉崎亮
アニメ第1話登場。
兎鬼
声 - 山口令悟
アニメ第2話登場。
豚鬼
声 - 佐原誠
アニメ第2話登場。
小僧
声 - 小林大紀草野太一
アニメ第5話登場。
ヨモツホムスビ
声 - 各務立基
アニメ第6話・9話・10話・11話登場。
ヨモツガミ
声 - 野川雅史盆子原康石狩勇気佐原誠
アニメ第6話・11話登場。
神様
声 - 仲村かおり
アニメ第7話登場。
船員A、B
声 - 朝日奈丸佳相川遥花
アニメ第8話登場。
黄泉
声 - 野川雅史
アニメ第8話登場。
ひょうたん
声 - 相馬康一
アニメ第8話登場。
声 - 山口令悟
アニメ第11話登場。
提灯
声 - 片山公輔
アニメ第13話登場。
琵琶
声 - 佐原誠
アニメ第13話登場。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第一話 頂の世のサクナヒメ 花田十輝 藤井康雄 水野紗世、宮崎司、三宮哲太
森島範子
水野紗世
第二話 ヒノエ島に住まう 阿部ゆり子
許琮
阿部ゆり子
藤井康雄
杉光登、宮崎司、三宮哲太
森島範子、田邉まほ、田之上慎
Song Hyun-joo、Han Eun-mi
Park Young-hee
hoi Eun-young
Kim Ran-young
第三話 田植唄 藤井康雄 中野友貴 栗原裕明、日下部智津子 -
第四話 Myrthe's journey 橘正紀 吉田俊司 Jumondou Seoul
Jumondou Wuxi
天野和子
小島明日香
水野紗世
第五話 きんたの恩返し 許琮
川面恒介
加藤顕 田邉まほ、田之上慎、Amphibi
Jed Panulin、TangJunYue
WeiLiJuan、LiXinYuan
日影工房、三宮哲太
第六話 恨みの炎 藍崎灯
川面恒介
高橋正典 宮崎司、三宮哲太、𠮷田肇
范冬冬、孙继伟、魏旭龙
Song hyoon-ju
Park Yeong-hee
Choi Eun-yeong
Ham eun-mi
Lee Seung-hee
Kim Ran-yeong
Seo Sun-yeong
RadPlus
第七話 ココロワヒメの憂鬱 許琮
藤井康雄
李起燮 Jumondou Seoul
Jumondou Wuxi
三宮哲太
第八話 都を揺るがす米騒動 鬼頭和矢 長濱睦輝
江原小百合
薩摩夢
北島勇樹
三宮哲太
第九話 鬼、統べる者 川面恒介 山下知晃 川面恒介
第十話 再起 坂田純一 栗山美秀 Jeong Jin-yeong
Shin Seung-sook
Choi Eun-yeong
Han eun-mi
Lee Seung-hee
Mubon Hyeong-jun
Seo Sun-yeong
Lee Jae-han
Hong Da-yeong
Fan Dongdong
Sun Jiwei
Wei Xu Long
第十一話 赦しの光 許琮 藤井康雄 杉光登、宮崎司、三宮哲太、𠮷田肇
田之上慎、田邉まほ、StudioBus
光の園アニメーション
WUXI HUAXIAN ANIMATION PRODUCTION
第十二話 星タマ剣 藤井康雄
阿部ゆり子
阿部ゆり子 Kim Ran-yeong、Shin Seung-sook
Song Hyoon-ju、Park Yeong-hee
Lee Seung-hee、Bae Je-eun
Seo Sun-yeong、Hong Da-yeong、范冬冬
孙继伟、魏旭龙、Paul Stiffman、Madeline
Jomz、Romulo、STUDIO MASSKET
第十三話 天穂のサクナヒメ 吉原正行
藤井康雄
阿部ゆり子
吉原正行
藤井康雄
阿部ゆり子
高橋正典
水野紗世、天野和子、宮崎司、Madeline
Yue、Fan Dongdong、Sun Jiwei
Wei Xu Long

脚注[編集]

外部リンク[編集]