大竹晋

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大竹晋(おおたけ すすむ、1974年- )は、仏教学者。

人物[編集]

岐阜県生まれ。筑波大学卒業。同大学院哲学・思想研究科修了。2002年「唯識説を中心とした初期華厳教学の研究」で文学博士京都大学人文科学研究所非常勤講師、花園大学非常勤講師などを経て、仏典翻訳家。

著書[編集]

  • 『唯識説を中心とした初期華厳教学の研究 智儼義湘から法蔵へ』大蔵出版、2007.6
  • 『元魏漢訳ヴァスバンドゥ釈経論群の研究』大蔵出版、2013.3
  • 『宗祖に訊く 日本仏教十三宗・教えの違い総わかり』国書刊行会、2015.7
  • 『大乗起信論成立問題の研究 『大乗起信論』は漢文仏教文献からのパッチワーク』国書刊行会、2017.11
  • 『大乗非仏説をこえて 大乗仏教は何のためにあるのか』国書刊行会、2018.8
  • 『「悟り体験」を読む 大乗仏教で覚醒した人々』新潮選書)2019.11
  • 『セルフ授戒で仏教徒 五戒・八戒・菩薩戒、インド直伝実践マニュアル』国書刊行会、2020.6
  • 『仏のなりかた 上座部、説一切有部、唯識派による古典的成仏論』春秋社、2022.7
  • 『悟りと葬式 弔いはなぜ仏教になったか』筑摩選書、2023.4
  • 『菩薩は女性を愛せるか』春秋社、2023.10

翻訳[編集]

  • 『新国訳大蔵経 釈経論部 11』竹村牧男共校注、大蔵出版、2003.8
  • 『現代語訳最澄全集』全4巻 国書刊行会、2021.5