大日堂(だいにちどう)とは、宮城県岩沼市北長谷字畑堤上11−1に存在するお堂である。
仙台市荒浜にあった常寿院を再興したお堂であり、本尊に大日如来坐像を安置している。この像は伊達政宗が福島の梁川城を支配下に置いた際にその祈願所の来宝院の本尊として、法橋雲龍に造らせたものといわれている。戊辰戦争の際にこの像は戦災を受けたため、現在の地に移されることになった。
旧暦3月28日に例祭として、大日如来祭が開催されている。