大奥御仏間(おおおくごぶつま)とは、江戸城大奥における歴代の徳川氏の征夷大将軍や御台所の位牌が置かれていた場所のことである。将軍と御台所は毎日、朝になると両者共にここで手を合わせることが日課となっていた。襖や天井には秋の七草の絵が描かれていたという。場所は大奥の中庭沿いにあった。