大奥の雪合戦(おおおくのゆきがっせん)とは、江戸城大奥における雪合戦のことである。大奥で降雪があり、雪合戦が行なわれることが決定した際に女中らの姿を外部に晒さないようにすることを目的に、伊賀者がその周囲に人壁を作って雪合戦をその中で行うことになった。ただし、若い女中にとっては日頃のストレスなどもあり、伊賀者に対して雪合戦を仕掛けたり、その衣服の中に雪を入れたりするなどの悪戯をする場合があったとされている。