夢見が丘ワンダーランド
ナビゲーションに移動
検索に移動
『夢見が丘ワンダーランド』(ゆめみがおかワンダーランド)は、増田英二による日本の漫画作品。
概要[編集]
『別冊少年チャンピオン』2020年9月号[1]から2020年11月号まで連載。その後、2021年3月号より掲載。
人々の願いが叶う世界になった舞台でのオムニバス作品となる。
ストーリー[編集]
ある日、宇宙人の乗るUFOが不時着。その衝撃で地球上に不思議なことが起こるようになり、人々の願いが叶いやすくなった。その世界では人が空を飛んだりして、少女たちを取り巻く世界も変わっていくのであった。
登場人物[編集]
ワンダーランドとこじらせ男子[編集]
- 小平 小太郎(こだいら こたろう)
- 中学3年生の男子。
- あこがれていた兄が東京で音楽をやりにいったが、周囲に見られていないことから冷めた見方をするようになっていた。それでも兄が地元にいたころよりうまくなっていたことをわかっていた。東京に旅立つアコギのことも最初は引き留めようとするも、最後には頑張れと言って見送った。
- 木五倍子教授の願い事の研究にも付き合ったが、その大学には木五倍子教授はいないと聞いて戦慄している。
- アコギ
- 小太郎の座っているベンチに現れる女性。道でギターをひいているが、歌も演奏も下手。かっこよくなりたいと思っており、アルバイトでお金を貯めて、高校を辞めて東京で音楽に挑戦しに行った。
- 小太郎の父親
- 小太郎と同じく眼鏡をかけているサラリーマン。ワンダーランドになってからは空を飛べるようになり、飛んで通勤している。
- 小太郎の母親。
- ワンダーランドになってからは腕と顔が3倍になる。
恩返荘のターニャさん[編集]
- 中山下 たかし(なかやました たかし)
- アパートに住んでいるアフロの男子高校生。ある日、半年前に助けたという鶴のターニャが人間の姿になって恩返しに来る。だが、ご奉仕生活を夢見ていたにも関わらず、一週間たってもターニャはぐうたらで逆に奉仕する生活を送っていた。
- ターニャ
- 半年前にたかしに助けられた鶴で人間の姿になって恩返しに来たという美少女。ぐうたらな性格で押し入れで快適に暮らして、逆にたかしが家事全般をやっていたりする。
- 乙姫 たると(おとひめ たると)
- たかしに助けられたウミガメで、人間化して隣の203号室にやってきて恩返しに来た。ターニャと違って家事は得意。
ウヅキ[編集]
- 卯月 律(うづき りつ)
- 規律を守ることにこだわる女子高校生。好きなものを好きなだけ食べたいという願いが叶った副作用で常に空腹になってしまっている。獅々見によってスマホなども食べるようになった。
- 獅々見(ししみ)
- 律と違って色々とゆるい男子。律と一緒に食べ歩きなどするようになる。
SOS!ホークヒーロー事務所[編集]
- タカ
- ヒーロー活動をしている三人組の一人。
- ハカセ
- ヒーロー活動をしている三人組の一人。
- ナナミ
- ヒーロー活動をしている三人組の一人。
- 桜ノ宮 春樹(さくらのみや はるき)
- 世界が変わってからヒーローの力を手に入れて人助けをしている。
- 六花(りっか)
- 世界が変わってからヒーローの力を手に入れて人助けをしている春樹の手助けをしている。
- 黒の夢(くろのゆめ)
- タカたちと戦ってきた怪人。世界も変わったのを機に怪人を辞めて結婚する。
不思議の国のクレア[編集]
- 山吹 紅愛(やまぶき くれあ)
- 木五倍子教授の助手をしている。木五倍子教授に片思いしている。そして、無事に結ばれたと思われたが、木五倍子教授は実際には存在していなかった。
- 木五倍子教授(きぶこしきょうじゅ)
- ワンダーランドの願い事について研究している。
透明人間になりたい[編集]
- クコ
- 透明人間。実際は清香(きよか)という名前であり、他人に干渉する類の願いはかなわないので他の人間には見えていて、自分自身がわからなくなっていた。
用語一覧[編集]
- ワンダーランド
- 願いが叶うなど不思議な出来事が起こるようになった世界。ただし、「過去に戻る」、「一番になる」、「片思い」の3つの願いはかなわないらしい。
単行本[編集]
秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2021年5月15日(2021年5月7日発売) | ISBN 978-4-253-29221-4 |
| |||
2 | 2021年8月15日(2021年8月6日発売) | ISBN 978-4-253-29222-1 |
|