夜のメイドさん

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夜のメイドさん』(よるのメイドさん)は、あづま笙子による日本4コマ漫画作品

概要[編集]

2017年12月18日発売の『まんがライフ』2018年2月号にゲスト掲載[1]。2018年4月17日発売の『まんがライフ』6月号より連載された[2]

ストーリー[編集]

一條奈月は、自分にしか姿が見えないメイドの幽霊である小夜子と出会う。屋敷内にいる小夜子に最初は戸惑いつつも、徐々にその存在を受け入れて大事な存在となっていくのだった。

登場人物[編集]

一條 奈月(いちじょう なつき)
本作の主人公。14歳の男性。メガネをかけている。
最初に幽霊の小夜子に会った時には困惑するも、徐々に小夜子の存在が自分の中で大きくなっている。
小夜子(さよこ)
生前はメイドとして働いていた幽霊。奈月以外の人間には姿が見えない。明るい性格であり、奈月に対してフレンドリーに話しかける。常にふわふわと浮いており、壁などをすり抜けることができる。生前にメイドだったからかメイド服で過ごしている。
波長の合う人にとりつくことができ、弥宵の身体に乗り移ることができた。体を借りられている間の記憶は弥宵にはない。体を借りているときは、ものに触れたり話したりできるが、運動能力は乗り移った相手に比例するので、赤ちゃんや老人に乗り移っても思うようには動けない。
生前に勤めていた屋敷の主は「千石 朝陽(せんごく ともあき)」という名前で坊ちゃんと呼んでいた。朝陽の雰囲気は奈月に似ているらしい。死んでから50年以上、千石家の行方は分からなかったが、暮波の調べで小夜子が亡くなった少し後に一家で海外に移住していたことが判明。朝陽は大人になっていくつかの事業を成功させて、数年前に60代でこの世を去っていた。
五十嵐 弥宵(いがらし やよい)
一條の屋敷に下宿している女子高校生。奈月とは親同士が知り合いで奈月のことをよく気にかけており、心配性なところもある。
幽霊などが苦手であり、最初に奈月から小夜子の存在を聞かされたときには恐怖から思わず奈月に抱き着いてしまっている。それでも小夜子の存在自体には少しずつ慣れてきている。
暮波(くれは)
一條の屋敷のハウスキーパー。武術にたけており、昔は奈月の両親のボディーガードをしている怪我をしてから転職した。
小夜子の姿は見えないが、気配は感じることができる。

単行本[編集]

バンブーコミックス竹書房)より発売。全2巻。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2019年6月10日(2019年5月27日) ISBN 978-4-8019-6616-1
  • 第1夜
  • 第2夜
  • 第3夜
  • 第4夜
  • 第5夜
  • 第6夜
  • 第7夜
  • 第8夜
  • 第9夜
  • 第10夜

脚注[編集]

外部リンク[編集]