塩月正雄

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塩月正雄(しおつき まさお、1920年7月31日ー1979年5月12日)は、医師、評論家、翻訳家。

人物[編集]

東京出身。1945年3月東北帝国大学医学部卒、1958年東京大学医学博士。茶道家の塩月弥生子と結婚。東大精神医学教室、1951年同脳神経外科教室、57年東京メディカル・センター脳神経外科診療部長、74年同記念会。1975年、国民健康保険制度に抗議して医師免許を返上した。

著書[編集]

  • 『健康は誰が守るのか 看護の心を失ったニッポン人』大和出版、1976
  • 『患者読本 上手に医師にかかる』(主婦の友健康ブックス) 主婦の友社、1976
  • 『セイシェルスと私 インド洋に浮かぶ楽園』毎日新聞社、1977.6
  • 『脳の力 頭の良い人・悪い人』読売新聞社、1977.12
  • 『よい医者・悪い医者』日本評論社、1978.4
  • 『初仕事は"安楽殺"だった』光文社、1978.8
  • 『長崎市に於ける原子爆弾被害者の治療及び剖検の経験 復刻版』(現在の被爆問題)長崎「原爆問題」研究普及協議会 編、長崎「原爆問題」研究普及協議会、1989.10
共著
  • 『新作法読本 ふれあいのマナー100ケ条』塩月弥栄子共著、月刊スポーツ出版社、1975

翻訳[編集]

  • 『ハーヴェイクッシング 脳外科の父』エリザベス・H.トムソン 著, 岡村和子共訳、東京メディカル・センター事務局、1956
  • 『外科の夜明け』ユールゲン・ソールワルド 著, 東京メディカル・センター出版部、1966 のち講談社文庫(トールワルド)
  • 『近代外科を開拓した人びと』ユルゲン・トールワルド著,東京メディカル・センター出版部、1969 のち講談社文庫