基礎学力到達度テスト

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基礎学力到達度テスト(きそがくりょくとうたつど―)は、日本大学(以下「日大」とする)が付属高校の生徒を対象に実施する試験。この試験の結果によって、日大各学部への推薦入学の可否が決定される。旧称は「日本大学付属高等学校等統一テスト」という名称で、2014年度で現在の名称に改名された。

実施日[編集]

在学中に4回のテストを行い、そのうちの第2学年以降の3回分の成績を利用する。第2回、第3回の成績は20%ずつ、第4回は60%分の成績を合計した点数が、各自の持ち点となる。

  • 第1回:第1学年1学期(4月)・・・0%
  • 第2回:第2学年1学期(4月)・・・20%
  • 第3回:第3学年1学期(4月)・・・20%
  • 第4回:第3学年2学期(9月)・・・60%

試験科目[編集]

英語と国語は文理共通問題、数学は文系と理系で内容が異なる。

選択科目については偏差値を用いた標準化が行われ(標準化得点)、選択科目間での有利不利が発生しない仕組みになっている。

推薦条件[編集]

学部により、高校での成績と合わせて一定の得点を得れば推薦される学部(法学部、経済学部、商学部、国際関係学部、医学部)と、その条件を満たした者の中でさらに選抜(「セレクション」とよばれる)が実施される(文理学部、理工学部、工学部、生産工学部、生物資源学部、芸術学部、歯学部、松戸歯学部)ところがある。

また学部間の併願については認めている学部と認めていない学部がある。また二次試験として面接や小論文等を課す学部もある。

出題傾向[編集]

マークシート方式で基本事項を中心に構成されている。