地獄と極楽

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地獄と極楽(じごくとごくらく)は、日本の漫画作品。

概要[編集]

鎌倉の寺院などで売られていて、子供向けの内容なのだが、子供たちを恐怖のどん底に陥れるような過激な内容である。これを読んだせいで地獄がトラウマになってしまった小学生が少なからず存在している。作画は野沢ともかつ。発行は大道社[1]

地獄[編集]

地獄に落ちた罪人どもの残酷描写がこれでもかと続く。たいてい悪いことをした罰で地獄に落ちるのだが、それが過酷すぎる。火に焼かれ、犬に食べられ、茹でられて、舌を抜かれ、溶岩に焼かれ、岩で潰される。そして地獄の獄卒から「仏教を信じず、悪行を重ねた罰だ」と繰り返し言われるまでがセット。

なお主人公は、体験ツアーの一種で参加してるのでほぼ傍観者である。先祖が何度か供養をしているのでピンチを救われている(当人も心優しき若者なので、なんでそんな人が地獄にいるのかが謎)。

黒縄地獄、等活地獄、衆合地獄、阿鼻叫喚地獄など、各地獄ごとに話が分かれていて、それぞれの差を細かく描写している。

極楽[編集]

ここに来て初めて女性(天女)が現れる。そして異様に長い箸でご飯を食べるのに戸惑う主人公。最後に仏様がやって来る。

脚注[編集]