地方財政計画

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

地方財政計画(ちほうざいせいけいかく)は、日本の全地方自治体歳入歳出の見通しを合算した計画のことである。年末時点で翌年度の見込みを基に作るため、実際の歳入、歳出とは一致しない。歳出は給与改定を反映した人件費、国の制度変更を踏まえた社会保障費、借金返済に充てる公債費などで構成される。歳入は景気動向から予測した地方税収、国が使い道を決めて配る補助金を積み上げ、不足分は地方交付税を手当てする。平成29年(2017年)前後は十分な交付税を確保できず、地方自治体が臨時財政対策費(赤字地方債)を発行して穴埋めしている。

外部リンク[編集]