囚人のジレンマ
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囚人のジレンマとは、数学の「ゲーム理論」で考えられるシチュエーションの一種。
内容[編集]
共同で犯罪を行った疑いのある囚人AとBを自白させるため、検察は二人を別室に隔離し以下の司法取引を持ちかけた。
- A/B二人とも黙秘したら両方懲役10年。
- A/Bどちらか一方が自白したら、自白した方は懲役5年、黙秘した方は懲役20年。
- A/B二人とも自白したら両方懲役15年。
この場合、大体の人が自白してしまうのである。
要するに、「互いに協力した方がよい結果になると分かっていても、協力しない方が利益を得る状態では互いに協力しなくなる」というゲーム理論である。
囚人のジレンマを題材とした作品[編集]
ゲーム[編集]
- 少女と囚人のジレンマ(2002年、フリーゲーム)
漫画[編集]
- 国民ボタン(2022年から「めちゃコミック」で配信されている漫画)
- 全ての日本国民の手の甲に「謎のボタン」が生える。国民の半数がボタンを押すと日本人は死亡するが、半数が押さなければ何も起きない。なお、半数が押した場合、押した人たちは助かる。