嘘の嘘の新年
嘘の嘘の新年とは、2006年3月31日 (金) 19:22(UTC)から13年間ウィキペディアに掲載されていた「ウソ」である。通称逆エイプリルフール。
概要[編集]
その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル九世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた。
しかし、シャルル九世はこの事態に対して非常に憤慨し、町で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、片っ端から処刑してしまう。 処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもが含まれていた。
フランスの人々はこの事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れない為に、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていった。
これがエイプリルフールの始まりである。
そして13歳という若さで処刑された少女への哀悼の意を表して、1564年から13年ごとに「嘘の嘘の新年」を祝い、その日を一日中全く嘘をついてはいけない日とするという風習も生まれた。
その後エイプリルフールは世界中に広まり、ポピュラーとなったが、「嘘の嘘の新年」は次第に人々の記憶から消えていった。
— jawp:エイプリルフール 2006年4月15日 (土) 13:19の版より
jawp:エイプリルフールの2006年3月31日 (金) 19:22(UTC)の版で追加されたウソ。投稿日時からしてエイプリルフールのジョークだろう。2006年4月1日 (土) 17:37(UTC)の版で投稿者により除去されるが、エイプリルフールもとっくに終わった2006年4月15日 (土) 13:19(UTC)に何者かが復活させ、放置されてきた。
しかし、ずっと放置されていたため、いくつかのブログにはこの「嘘の嘘の新年」が記載されてしまっていた。
そしてそれから13年後、タニタの公式アカウントが「2019年は逆エイプリルフールの年」という投稿を行い、あっという間に広まる。しかし、その次の日にガセだったことを理由に謝罪がされている。
また、この投稿をきっかけにBuzfeed newsはフランス大使館に取材を行った。しかし、「初耳」という返事が返ってきたそうだ。これにより「嘘の嘘の新年」の風習や逸話がジョークとわかる。
問題の投稿は2019年3月26日 (火) 03:20(UTC)に[要出典]が貼られたのち、2019年3月28日 (木) 18:05(UTC)に除去された。
またその後、「嘘の嘘の新年」に関する記述をしたとされる人物がbuzfeedの取材を受けた。取材内容は#外部リンク参照。