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呪いのハープ
呪いのハープ(のろいのはーぷ)とは、中国放送がテレビで1953年から2007年まで使用したクロージング、ラジオで1953年から現在まで使用されているクロージングの通称である。テレビ版は恐怖のクロージングとして知られる。
概要[編集]
テレビ版ではまず謎の黄色い服を着た女性がハープで広島民謡の「中国地方の子守唄」を奏で、だんだんと、
おやすみなさい
RCCテレビ
という文字が迫ってくるもの。
1970年頃からは呪いのハープに広島各地の天気予報を文字スーパーで被せるようになった。この時期の映像はYouTube等に多数現存している。
しかし、RCCではやがて終夜放送が開始され、クロージング自体を放送する機会が減少していく。先ずケーブルテレビ局向けの「中国新聞文字ニュース」がフィラー番組として穴埋めを始め、これが終了するとテレビショッピングや「JNNニュースバード」が編成された。2000年代初頭からは機器のメンテナンス等で終夜放送が休止される日などに呪いのハープがクロージングとして時折姿を見せるなど、しぶとく生き残っているところを目撃されていたが、2007年の新マスコット「ツキぐま」の登場 を機に「呪いのハープっぽいツキぐまのアニメーション」が新規クロージング映像として使用されるようになり、呪いのハープはテレビから完全に姿を消した。
アナログ放送の終了に伴い、2011年7月24日に一度だけ復活して放送された。ハープが終わったのち、男性アナウンサーの本名正憲が「JOER-TV JOEE-TV ご覧の放送は、RCC中国放送テレビジョンです。52年にわたるご視聴ありがとうございました。今後はデジタル放送でお楽しみください。」と言ってアナログ放送が停波。この局名告知が割り込むため、肝心の「おやすみなさい RCCテレビ」はカットされた。