吹浦遺跡(ふくらいせき)とは、山形県飽海郡遊佐町吹浦に存在する遺跡である。
石器時代前期の末頃の遺跡で、昭和26年(1951年)から2年間の発掘調査により、吹浦式と呼ばれる土器30数個、石器およそ150点が出土している。これらは考古学上の重要な資料となっており、昭和28年(1953年)にこの遺跡は山形県から史跡に指定された。