名刺麻雀
名刺麻雀とは、名刺を牌に見立てて行う麻雀のことである。
漫画『株式会社マジルミエ』に登場するもの[編集]
第13話に一瞬だけ登場する謎のゲームもどき。詳しいルールの言及は無いが、「ドラ3 一気通貫」など普通の麻雀と似た役があるようである。
厚みのある麻雀牌と違って、名刺を「立てて置く」ことはできないため、トランプゲームのように手に持つ形式で進行されている。
篠原かをりが提案したもの[編集]
2024年5月7日放送のテレビ番組『正解の無いクイズ』(テレビ東京)のなかで、昆虫研究家の篠原かをりが提案したゲーム。「自分が手に入れた名刺を使ってサラリーマンの飲み会で一番盛り上げるゲームを考えてください。」という正解のないクイズに各界の著名人が答え、篠原かをりの「名刺麻雀」という回答が「カルマルアンサー(番組MCが選ぶ最も良いアンサー)」に選ばれた。
名刺をシャッフルして順に引いていき、適当な共通項をもった3枚組をつくる(例えば、名前が「森・森田・森川」であるなど)。これをみなで4組程度つくり、参加者全員が納得するもっとも美しい役を作った人が勝ちとなる。最初からハッキリした「役」が決まっているわけではなく、参加者自身が役を創案するのがポイント。「意外な共通点を見出す力」、また時には「こじつけをもっともらしく主張する方便」が必要となることだろう。
ちなみに、篠原かをりの夫は、QuizKnockのメンバー・河村拓哉である。QuizKnock はこれまでYouTubeに「漢字麻雀」「偉人麻雀」「文字麻雀」「国旗麻雀」という企画動画をアップしている。ルールは似たようなもので「役のルールが決まっておらず、参加者が共通点を見出して主張する」というもの。河村拓哉はプレイに参加こそしていないものの、「偉人麻雀」の麻雀牌に書かれた「偉人」として登場する。[1] 篠原かをりは、夫が関わったこの企画から「名刺麻雀」の発想を得たのかもしれない。そう考えると何だか仲睦まじくて微笑ましいこと頻りである。
脚注[編集]
- ↑ 「キリスト」「河村拓哉」「釈迦」の3枚で「世界のトップ」という役がつくられた。この動画の 09:29 ~地点