台利夫
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台利夫(臺利夫、うてな としお、1927年- )は、心理学者、筑波大学名誉教授。
人物[編集]
東京生まれ。1952年東京文理科大学心理学科卒業、1981年「自発的行為と役割関係の統合的発展に関する研究 慢性分裂病者への心理劇的接近」で早稲田大学文学博士。法務技官(心理)として少年鑑別所に勤務しサイコドラマを実践・研究。國學院大學教授、筑波大学教授、2001年定年退官、名誉教授、文教大学教授。
著書[編集]
- 『心理臨床のためのMAPS人格投影法』日本文化科学社, 1975
- 『臨床心理劇入門』ブレーン出版, 1982.4
- 『心理劇と分裂病患者 自発的行為の発展』星和書店, 1984.11
- 『講座サイコセラピー 第9巻 ロールプレイング』日本文化科学社, 1986.4
- 『集団臨床心理学の視点 心理劇を軸にして』誠信書房, 1991.5
- 『出会いの心理学 顔とコミュニケーション』 (やさしい心理学) 教育出版, 1997.6
- 『参加観察の方法論 心理臨床の立場から』慶應義塾大学出版会, 2007.8
- 『心理療法にみる人間観 フロイト、モレノ、ロジャーズに学ぶ』誠信書房, 2011.5
共編著[編集]
- 『青年 病理からの省察』山田和夫共著. 福村出版, 1970
- 『臨床心理学講座 第6巻 青年の心理臨床』水島恵一,空井健三共編 誠信書房, 1974
- 『カウンセラー さまざまな出合いと実践にまなぶ』有斐閣選書) 長谷川孫一郎共編 1982.6
- 『現代の非行 その心理と対策』屋久孝夫共編. 教育出版, 1983.11
- 『現代臨床心理学』小川俊樹共編. 教育出版, 1990.4
- 『心理臨床家の目指すもの 社会適応と自己実現』長谷川孫一郎,新田健一共編. 金剛出版, 1990.4
- 翻訳
- ポール・ホームズ『心の世界と現実の世界の出会い サイコドラマと対象関係論』島谷まき子,小川俊樹共訳. ブレーン出版, 1995.12