古明地さとり

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古明地さとり(こめいじ -)とは、東方Projectの作品『東方地霊殿 〜 Subterranean Animism.』以降に登場するキャラクターである。

概要[編集]

作中においては地底にある地霊殿の主であり、左胸にある「サードアイ」により相手の心を読むことができる能力を持つ「」とされている。能力故に人間のみならず妖怪からも嫌われてしまい、さとり自身もそれを自覚しているため積極的に他者と接触せず地霊殿からあまり出ることが無かった。なお、他者に対しての評価はだいぶ甘口であるが、自身や身内に対してはさらに超高評価を与える[注 1]などなかなかに厚かましい性格をしており、嫌われる原因が能力ではなく性格に一因があるのではないかともささやかれている(後述)。

趣味は読書。心を読める彼女にとって、心理描写の詳しい本を読むことはエキサイティングな体験になるらしい。自分でも本を書くことがある。

神主原作による公式漫画作品である東方智霊奇伝 反則探偵さとりにおいては主役を務めているものの、引きこもり体質はそのままであり現場における捜査や聞き込みは助手の火焔猫燐に一任している。いわば安楽椅子探偵である。なお、単に外出嫌いというだけでなく、現場では残留思念まで読み取ってしまうため体調に影響を及ぼすため引きこもっている、ということが判明している。

性格[編集]

その容姿や能力が原因で引きこもってしまうなど薄幸で繊細な性格だと勘違いされやすいが、前述のとおりなかなかに図太い性格をしている。前節で述べた通り、東方外来韋編におけるクロスレビューコーナーにおいては評価対象の多くに7点以上(10点満点)を与えており、かなりの甘口。その一方で自己評価は満点を超える11点を自信満々につけるなど、なかなかに良い性格である。なお、このエピソードが原因で界隈からは「11点の女」というあだ名で呼ばれることもある。11点の理由としては自身の心を読む能力を高く評価しており、同様の能力を持っている[注 2]妹の古明地こいしの評価点としても挙げている[注 3]ことから「誇り」を持っていることが覗えるものである。

能力[編集]

心を読む程度の能力とされており、前述のとおり他者の心を読むことができる能力である。対象は人間や妖怪にとどまらず、神の心すら読むことができる。一方で読める心は表層意識に限られるらしい。

一見すると弾幕勝負に向かない能力に見えるものの、相手のトラウマを呼び覚ますことで深層にある記憶を読み、かつての強敵の弾幕を再現することも可能であり、強力な能力であることは間違いない。また、相手のトラウマや心を読み、それに耐えながら自身の力にするという強靭なメンタルこそが最大の能力なのかもしれない。

その他の情報[編集]

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  • MMDにおいても二次創作が盛んである。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 東方外來韋編における評価
  2. 諸事情で封印している
  3. 能力を使っていないから減点しているようなニュアンスが読み取れる

外部リンク[編集]