双子の男女がわからない
ナビゲーションに移動
検索に移動
『双子の男女がわからない』(ふたごのだんじょがわからない)は、阿部花次郎による日本の漫画作品。
概要[編集]
『少年マガジンエッジ』2020年10月号に読み切り掲載後、好評ということで2021年2月号より連載。
ストーリー[編集]
発条卓志は、10年前の7歳で好きだった女の子と祖父同士のけんかによって別れてしまう。それでもあきらめずに10年間の必死の努力で、祖父の発条螺門に結婚を認めてもらう。しかし、卓志の家にやってきたのは双子であり、どちらも女性の制服を着ていた。双子のどちらかは男性であり、卓志は一年後の式場までに同棲する双子のどちらかが好きになった女の子かを自力で見極めることになるのであった。
双子の禅米和と禅米望の同棲生活にドキドキしつつもどちらが男女かわからないままでいたころ、祖父が訪問。そして、卓志がどちらが双子かわからないが自力で見極めたいと言ったことで、祖父の命令で卓志は見極めるためにも双子と同じ高校に通うことになるのであった。
登場人物[編集]
- 発条 卓志(はつじょう たくし)
- 17歳の男子。10年前に祖父同士の喧嘩で別れ離れになった好きだった女の子と結婚するために勉強を重ねて祖父に結婚を認めてもらう。しかし、限界を超える詰込み型の勉強もあって女の子の記憶が曖昧になって、二人と再会するまで女の子の名前を「禅米なごむ」と勘違いしていた。さらに双子の男子がいることも曖昧にしか覚えていないこともあって、どちらも女性の姿でやってきた和と望のどちらかが女の子かも分からなかったが、今でも十年前の女の子が好きな卓志は自力で二人を見極めることを双子に誓う。
- 祖父によりとんとん拍子で双子と同棲。さらに双子の男女がどちらかを自力で答えにたどり着くという卓志に対して、そこまでいうならとことん見極めろという祖父の命令で、双子と同じ高校に通うことになる。
- 禅米 和(ぜんまい なごむ)
- 望と双子。黒髪ショート。望と共に卓志と同棲する。望からは「ナゴくん」と呼ばれている。一人称は「ボク」。
- 家事は苦手ではないが、料理に関しては味音痴なこともあって壊滅的だが、本人は気づいていない。スカートなどよりもボーイッシュな服装を好む。また、意外と力強い。
- 禅米 望(ぜんまい のぞむ)
- 和と双子。茶髪ツインテールで活発。和と共に卓志と同棲する。和からは「ノンちゃん」と呼ばれている。一人称は「僕」。
- 和と違って味覚は普通で、料理はこなせる。
- 卓志と初めて二人きりででかけた際に、雨が降る中で滑ってお互いにファーストキスをしている。
- 発条 螺門(はつじょう らもん)
- 卓志の祖父。絶対君主として物事を進めていく傾向にあるが、卓志のいうことも聞くときはある。
単行本[編集]
マガジンエッジコミックス(講談社)より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2021年7月15日(2021年7月15日[1]) | ISBN 978-4-06-524161-5 |
|