原立寺 (長野市)
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原立寺(げんりゅうじ)は、長野県長野市妻科町の日蓮宗の寺院。山号は栄久山。
天文3年(1534年)、真言宗寺院の弘法寺として創建された。永禄年間の栄久法印(のちの安全院日隠)の代に、武田家二十四将のひとり原美濃守虎胤によって、日蓮宗に改宗された。この時、山号は栄久法印の栄久から栄久山とし、寺号は原美濃守が創立したとの意味で原立寺と改めた。明治33年に、長沼村(現在の長野市内)から善光寺近隣の城山の民家への移転を経て、明治39年に、現在地に移転した。昭和38年(1963年)に、現在の本堂と庫裡を再建。祈祷堂を移築し客殿とした。昭和40年には、つましな保育園を開設し、住職が園長を兼務している。平成3年(1991)に、現在の客殿、庫裡が再建された。なお、原立寺19世住職の教学院日邃は白川月好と称し、俳句の小林一茶門下の俳人で長沼十哲の一人である。