印税
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印税(いんぜい)とは、著作権使用料(ちょさくけんしようりょう)のことである。
名称の由来[編集]
印税の「印」とは、昭和30年代、すなわち1955年から1964年までに発行された書籍の最後のページに、著者の判子を押した紙、いわゆる検印紙が貼ってあるのが一般的で、例えば3000部発行するのならば、著者は3000枚の検印紙に判子を押し、出版社がこれを「奥付」と呼ばれる最終ページに貼り付けることになっていた。著者が検印紙と引き換えに受け取るお金ということで、印税と呼ばれるようになったと言われている。
その後「検印廃止」と最終ページに記載されるのが一般的になり、令和の現在に検印紙は存在しないが、著作権使用料は一般的に今でも印税と言われている。