南華老仙
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南華老仙(なんかろうせん)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
劇中の活躍[編集]
『三国志演義』第1回から登場する。碧目で童顔、あかざの杖を持つという老人で、張角が山に薬草を取りに行ったときに出会い、張角に『太平要術』3巻を授けて世を正し、広く人民を救うように。邪心を起こせば仕返しが来ると述べて風と共に消えたという[1]。張角は太平要術を熟読して風や雨を自在に操れるようになり、護符と霊水で病気を治したりして太平道の教祖となって信者を集め、184年に黄巾の乱を起こしたとされている[1]。この南華仙人は戦国時代の思想家である荘子の生まれ変わりとされている[1]。