千早耿一郎

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千早耿一郎(ちはや こういちろう、1922年-2010年)は、詩人、作家、評論家。

人物[編集]

滋賀県生まれ。中国(上海、青島)で育つ。帰国して第一神戸商業学校(現・兵庫県立星陵高等学校)卒業後、日本銀行入行。1942年に入隊し、中国で初年兵教育を受けつつ戦う。現地の予備士官学校を卒業後、挺身攻撃隊長として訓練中、敗戦を迎える。46年日本銀行に復帰し、吉田満を知る。本業の合間に文芸活動をした。

著書[編集]

  • 『長江 詩集』かいえ社、1954.5
  • 『悪文の構造 機能的な文章とは…』(木耳選書) 木耳社、1979.11 のちちくま学芸文庫 
  • 『事務の科学 実務と生きがいの間』木耳社、1981.9
  • 『黄河 詩集』花神社、1983.2
  • 『おれはろくろのまわるまま 評伝・川喜田半泥子日本経済新聞社、1988.6
  • 『仁義なき日本語』木耳社、1994.9
  • 『防人の歌 小説』木耳社、1997.12
  • 『風の墓標 詩集』木耳社、1998.10
  • 『蝙蝠の街 小説集』木耳社、2000.4
  • 『大和の最期、それから 吉田満戦後の航跡』講談社、2004.12 「「戦艦大和」の最期、それから 吉田満の戦後史」ちくま文庫、2010.7
  • 『いちゃりばちょーでー 言の葉詩集』木耳社、2005.7
  • 『千早耿一郎詩集』(現代詩人文庫)砂子屋書房、2007.11
共著
  • 『川喜田半泥子無茶の芸』龍泉寺由佳共著、二玄社、2007.3