十石犬

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十石犬(じっこくけん、じっこくいぬ)は、日本犬の一種。

概要[編集]

群馬県多野郡上野村長野県南佐久郡佐久穂町の県境にある十石峠付近に、かつて生息していた。柴犬(赤犬)の一種とも見られるが、その風格は柴犬最高峰とも言われる。

「十石犬」と呼ばれるようになった由来は、1928年の秋頃に日本犬保存会・初代会長斎藤弘吉が、上野村楢原字黒川集落の猟師、飯出庄太郎からチン(7歳オス)を譲り受け、十石峠から名を取り「十石号」と名付けたのが始まり。

昭和30年代に絶滅したと言われるが、その血筋を受け継ぐ犬が10頭ほどおり、それらの犬を交配させて昔の十石犬の姿を取り戻そうとする活動が行われている。

特徴[編集]

  • 体格:すらっとしていて、たち耳、巻き尾。
  • 毛:栗色、赤、胡麻などでつやが良い。
  • 用途:猟犬番犬
  • 性格:やんちゃで活発。
  • サイズ:中型犬

関連項目[編集]

外部リンク[編集]