十五郎穴横穴群
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十五郎穴横穴群(じゅうごろうあなよこあなぐん)とは、茨城県ひたちなか市にある横穴群である。
概要[編集]
十五郎穴の名前の由来は、日本三大仇討ちの一つの鎌倉時代の曽我兄弟の仇討ちの曽我十郎祐成と五郎時致兄弟が、仇討ち後に隠れ住んでいたという伝説からとされている。横穴のまとまりを3つの支群に分け、北から順に指渋支群・館出支群・笠谷支群と呼んでいる。全体で274基の横穴が確認されたが、総数は500基を超えると推定され、東日本最大級の横穴群である。大小様々な穴がある。2024年に国の史跡に指定された。大刀や刀子、鉄くぎ、水晶製の玉、大量の須恵器などが出土している。隣接して虎塚古墳と笠谷古墳群がある。