北条 実村(ほうじょう さねむら、生没年不詳)は、鎌倉時代中期の北条家の一族[1]。家系は金沢流北条家。父は評定衆・引付頭人を歴任し金沢文庫で有名な北条実時[1]。母は越州旧妻と称される女性[2]。兄弟に篤時・顕時・実政・時直。
北条実時の庶長子[2]。通称は越後太郎[2]。弘長2年(1262年)3月7日に西大寺から鎌倉に下向した僧侶の叡尊を訪問している[2]。