加耶
ナビゲーションに移動
検索に移動
加耶(かや)は韓国三国時代において洛東江西側の霊南地方に存在した、幾つかの小国家を取りまとめた総称である。
概要[編集]
原三国時代の三韓のうちこの地域で成立した弁韓の小国群(豪族群)は、百済によって征服された馬韓や、新羅によって征服された辰韓とは異なり、統一国家として成立しないまま十余りの小国の連合体としてわかれて存在した[1]。しかし、6世紀に新羅に併合された[1]。 小国の中でも著名な国は金海の金官加耶、慰安の阿羅加耶、固城の小加耶、高霊の大加耶が代表的な存在である[1]。
出典等[編集]
参考・引用等[編集]
- 『概説 韓国考古学』 韓国考古学会、武末純一 庄田慎矢 山田孝文訳、株式会社同成社、2013年10月3日、初版。ISBN 978-4-8002-2156-8。