劇薬(げきやく)とは、毒まではいかないが摂取したり、あるいは触れるだけで人体の器官を損傷せしめる薬物一般をさす。
じつは食塩も劇物ではあり、「劇薬」ではある。「劇毒物」というが、「毒にも薬にもならぬ」というのは薬物には入らない。
「劇薬」は、食塩が普通に売っているように、とくに規制はされていないので普通に買える。「劇毒物」のうち、「毒薬」に類するものは、医師の処方箋によって処方される。