前後扉(ぜんごとびら)とは、バスのうち、前と後ろにドアが取り付けられている車両のことである。
いつ頃誕生したのかは明確ではないが、ボンネットバスのころは1扉だったので、モノコックバスが誕生したころに誕生したと思われる。
ワンステップバスやノンステップバスでは後ろの部分は前と比べて段差があり、昇降口を設置する場合は昇降口と通じる道だけ低くする必要があり座席が少なくなってしまうからか、前述のタイプでは前後扉はほとんど採用されておらず、基本的に前中扉が採用されている。