全集
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全集(ぜんしゅう)とは特定の作家や学者の記載したもの(日記や書簡を含む)を全て収録したり、世界的に著名な作家の代表作な作品を全て収録したり、世界中の美術館自慢の御宝を全て収録し、発行された書籍のことを指す。
1950年代には、新潮社『現代世界文学全集』、角川書店『昭和文学全集』が出版されており、文学全集ブームが起こった。ある種の文化的ステータスとして、多くの家庭が購入したといわれる。実際に読まれたかどうかは、まあ、その家しだいだろう。
筑摩書房からは継続的に全集が出版販売されており、今でも一定のニーズがあることをうかがい知ることが出来る。また、岩波書店からは著作権が切れた漱石全集が2016年12月より出版が開始されている。