先生と星が教えてくれたこと

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先生と星が教えてくれたこと』(せんせいとほしがおしえてくれたこと、polaris of the platform)は、鴨鍋かもつによる日本4コマ漫画作品

概要[編集]

まんがタイムファミリー』2012年12月号から2014年11月号まで『教壇のポラリス』という題名でゲスト掲載。2014年12月号から『先生と星が教えてくれたこと』と題名を変更して連載されている。『まんがタイムスペシャル』2013年4月号にも掲載されている。

ストーリー[編集]

東京都の天文台で働いていた天川先生はとある事情で北海道の高校で教師をすることになる。そんな中、樫屋杏白鳥琴音碓氷昴早乙女熊彦の4人が活動する天文同好会の顧問を擦ることになる。

登場人物[編集]

天文部[編集]

天川先生(あまかわ)
本作の主人公。天の川から名前をとっている。下の名前は不明。三つ編みに眼鏡と巨乳という出で立ちで、男からの人気は高い。
東京から北海道の大自然と天文台がある学校に赴任してきた新米教師。杏に天文同好会の部室に連れてこられて天文同好会の顧問をすることになる。天文同好会のみんなと触れあっていくうちに天文が好きだということを思い出していく。成績が悪い天文同好会のみんなに分かりやすく教えるなど、教師としても教え方がうまい模様。
東京で天文台の仕事をしていたが、仕事で失敗してしまったことで、前の職場を辞めて教員免許を更新して北海道の高校に数学教師として赴任した。
小学校から大学まで女子校で男の人が苦手。理由の一つに話しかけてくれる割に目を合わせなかったり伏し目がちになる人が多いというものだが、それは自身の巨乳に注目がいっているからということに気づいていない。それでも、男と接していくうちに徐々に慣れていく。
樫屋 杏(かしや あんず)
秋の星座のカシオペア座とアンドロメダ座から名前をとっている。天文同好会の3年の女子生徒。天文同好会には途中参加だが、楽しんで活動している。明るい性格。
学業成績はあまりよくない。色々苦手だが、一番苦手なのは英語。
2年までバスケ部にいたが、公立高校でスポーツ推薦は珍しいということで面白く思わない周囲によって孤立してバスケ部を辞めている。それでも、天文同好会で傷も癒えてきて、大学では新しい環境でバスケをしたいと考えている。
白鳥 琴音(しらとり ことね)
夏の星座のはくちょう座とこと座から名前をとっている。3年の女子生徒。杏からは「琴姉」と呼ばれている。
天川先生の胸をみて、これで部員を集めて部費を獲得した後に先生目当ての人間を退部させようと皮算用するなど腹黒なところもある。
海外で仕事をすることの多い両親が天体望遠鏡を買って「一番きれいな星を見つけてごらん」「父さん達も同じ星を見ているからね」と言われたことをきっかけに天文が好きになる。
学業成績はあまりよくない。特に文系が苦手で、古文がわからない。武闘派で怖いと誤解されがちだが、根は良い子。昔は問題児だったようだが、天川先生と接して丸くなったらしい。
碓氷 昴(うすい すばる)
冬の星のシリウスとプレアデス星団(スバル)から名前をとっている。3年の男子生徒。
学業成績はあまりよくない。特に理数系が苦手。
女の子にモテており、天文同好会を創立したこともあって「星の王子様」というあだ名がある。姉が3人いるため、異性との会話には手馴れているが、女の子に対するロマンはなくなって星にロマンを求めるようになった。それでも、無意識に女の子を口説いてしまう。
早乙女 熊彦(さおとめ くまひこ)
春の星座のおとめ座とこぐま座から名前をとっている。3年D組の男子生徒。背は低く、天川先生は一年生と間違ったりしている。口は悪いが、根は良い人。
勉強で忙しくて同好会にはあまり顔を出せていない。だが、天文同好会は塾が忙しくても辞めないなど気にいっている。天川先生にも懐いている。

その他[編集]

笹野先生
現代国語担当の女性教師。天川先生とは友達同士のような関係となる。
矢部
琴音のクラス担任の男性教師。

用語一覧[編集]

天文同好会
天川先生が赴任早々に顧問をすることになった同好会。メンバーは樫屋杏、白鳥琴音、碓氷昴、早乙女熊彦の4人。

単行本[編集]

まんがタイムコミックス芳文社)より発行。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考
先生と星が教えてくれたこと 1 2015年7月22日(2015年7月7日発売) ISBN 978-4-8322-5402-2

外部リンク[編集]