僕と先輩たちは主にハッケンしています。

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

僕と先輩たちは主にハッケンしています。』(ぼくとせんぱいたちはおもにハッケンしています。)は、菊池仁による日本ライトノベル作品。イラストは、彩葉が担当。

概要[編集]

2014年12月に一迅社文庫より刊行されたライトノベル作品。

ストーリー[編集]

伊豆半島の東端にある神奈川県と静岡県の境目にある温泉郷「浜木綿崎」にある海老鯛高校に通う熱海ユウ。部長の鬼姫竜子、幽霊のゲンカク、留学生の鬼姫竜子らと共に大博研で活動していく。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

熱海 ユウ(あたみ ユウ)
本作の主人公。眼鏡をかけた可愛らしい顔の少年。竜子とは幼馴染の間柄。
鬼姫 竜子(おにひめ りゅうこ)
大博研部の部長。正義感が強く、みんなから慕われている。不思議があると、それを科学的に解明しようとする。
本沢 アテナ(もとさわ アテナ)
銀髪碧眼の大柄の少女でグラマラスな体型。ユウとは一年生のころからクラスが一緒の親友。校長先生の孫娘で南米帰りという経歴で、ユウに誘われて大博研部の部員となる。鬼姫先輩にはすぐに惚れ込み、支持者となる。「アマゾン」と呼ばれることがある。
ゲンカク
大博研の部室にいる氷色に透き通った幽霊少女。鬼姫が「幻覚」と言ったことから名付けられた。はっきりと姿が確認でき、壁を通り抜けたり、空中を浮遊できる。文字通り、大博研部の幽霊部員となる。右目が青、左目が赤色となっている。

大博研[編集]

久保 貴次郎(くぼ たかじろう)
部活に顔を出さずに好き勝手やっている先輩。鬼姫を目の敵にしているが、いつもやられている。
堀田(ほりた)
久保にこき使われている一年生。
真坂(まさか)
一年生。幽霊部員だったが、金翔山のフィールドワークに参加してから、改心した模様。
松尾(まつお)
一年生。幽霊部員だったが、金翔山のフィールドワークに参加してから、改心した模様。
黄粉 一徹(きなこ いってつ)
25年前の大博研の初代部長。後輩に精巧な「フェイク・ドキュメント」を残す。駄洒落好き。

その他[編集]

本沢 コロナ(もとさわ コロナ)
アテナの祖母。海老鯛高校校長。25年前に海老鯛高校へ赴任してきたばかりのころ、黄粉に大博研の顧問を頼まれて引き受ける。
鬼姫 夕子(おにひめ ゆうこ)
鬼姫家の総本家の長女。竜子の憧れの存在で、竜子の生き方に影響を与える。

用語一覧[編集]

大博研(だいはっけん)
正式名称「大自然および博物学総合研究部」。私立名門学園「海老鯛高校(えびたいこうこう)」の文化系クラブ。博物学(民俗学)の研究をしている。
海老鯛高校(えびたいこうこう)
28年前に私立名門学園の分校として設立。

単行本[編集]

タイトル 初版発行日 ISBN その他 サブタイトル
僕と先輩たちは主にハッケンしています。 2015年1月1日(2014年12月20日発売) ISBN 978-4-7580-46558-9
  • プロローグ
  • 第一話 大博研解散せよ!
  • 第二話 妖怪博士の遺稿
  • 第三話 正義の味方ができるまで
  • 第四話 フィールドワーク指南
  • 第五話 夢いろ迷路
  • エピローグ
  • あとがき

外部リンク[編集]