僕がお嬢さまのペットになった理由
ナビゲーションに移動
検索に移動
『僕がお嬢さまのペットになった理由』(ぼくがおじょうさまのペットになったわけ)は、栗栖ティナによる日本のライトノベル作品。イラストはピロ水。
概要[編集]
2013年6月20日に一迅社文庫より刊行されたライトノベル作品。栗栖ティナによるライトノベル3作品目。
ストーリー[編集]
松永大輔は、私立聖ソレイユ学園に通う高校二年生。ある日、幼馴染の星ひよりによって、憧れの天城院・L・静流がいる飼育部に入部することになる。そこで、ドキドキのペット生活を送ることになる。
登場人物[編集]
飼育部[編集]
- 松永 大輔(まつなが だいすけ)
- 本作の主人公。私立聖ソレイユ学園二年生。ひよりからは「大ちゃん(だいちゃん)」と呼ばれている。入学式初日に静流の髪についた花びらを払った時にお礼を言われたことで、静流のことがきになる存在になる。二年生まで帰宅部だったが、ひよりによって静流のいる飼育部に入部することになる。飼育部ではペットとして入部したこともあって首輪をつけていることが多いが、無防備に接する静流にドキドキする生活を送ることとなる。
- 天城院・L・静流(てんじょういん・リユシール・しずる)
- 母親がフランス人のハーフ。金髪巨乳の美少女。大財閥『天城院グループ』の総帥一家の一人娘。周囲からは距離を置かれがちなため、気安く接してくれることを好む。ひよりからは「しずるん」というあだ名で呼ばれている。
- 自由奔放な性格で飼育部の部室をコーディネートしたり、改造された制服を着ている。飼育部で珍しい動物を次々と飼ってトラブルを引き起こした学園一のトラブルメーカーでもある。そのため、ひよりの大輔をペットとして入部させるという提案にも乗り気になった。
- 異性に対する意識や羞恥心が薄く、ペットにやってもらっているように大輔の指を舐めたり、大輔と一緒にお風呂に入ったりする。慣れない家事に失敗したりすると、大輔のご主人さまとして失格だと落ち込んだりと打たれ弱いところがある。
- 星 ひより(ほし ひより)
- 大輔の隣の家の星家の一人娘で、大輔の幼馴染の女子。茶髪をツインテールでまとめている。積極的で悪戯好きな性格で、よく大輔をからかっている。コミュニケーション能力は高く、飼育部に入部して静流ともすぐに仲良くなる。他の人によくあだ名をつけて呼んでいる。
- 飼育部で静流に飼育部で人間を飼ってみてはと提案。それが受け入れられたため、大輔を飼育部の部室に呼び出して、大輔を入部させることになった。
- 胸が押しつけられたりすると大輔は昔よりも成長して大きくなった胸の感触にドキドキしている。大輔に対して好意を抱いており、大輔を飼育部に入部させたのも色恋沙汰に慣れさせて、そっちに話をもっていきやすくしようとしたため。
- マリー
- 学校の近くで捨てられていた犬。生徒会によって、飼育部で面倒を見ることになる。
生徒会[編集]
- 宮川 桜(みやかわ さくら)
- 私立聖ソレイユ学園の生徒会長。一年生の時は副会長として活躍した熱心に仕事をする。静流に対しても平等に接する。真面目だが、融通の利く人物で静流のことも色々と気遣っている。
- 丸 百合子(まる ゆりこ)
- ひよりのクラスメイト。生徒会の一年生。ショートボブの女の子で桜を慕っている。ひよりには「ゆりりん」というあだ名で呼ばれている。
- 浅村 麻耶(あさむら まや)
- ひよりのクラスメイト。生徒会の一年生。気だるそうな雰囲気をもつ。ひよりには「まーや」というあだ名で呼ばれている。
その他[編集]
- 二階堂 芹亞(にかいどう せりあ)
- 静流に仕えているメイド。天城院家のメイド長を若くして務める。静流が子供のころから仕えており、静流とは姉妹のような関係。
用語一覧[編集]
- 私立聖ソレイユ学園(しりつソレイユがくえん)
- ミッション系で何事も質実剛健な校風が特徴。
- 飼育部
- ソレイユ学園の部活。生き物を飼育観察してレポートにまとめる活動をする。
- 前任の部長に頼まれて飼育部に入った静流は、クマ、ガラガラヘビ、アルパカを飼育部で飼ってしまったことで学園に騒動を起こしてしまう。そして、飼育部の部員もやめていってしまって部員は静流一人になってしまう。ひよりと大輔の入部によって部員は3人となった。
単行本[編集]
タイトル | 初版発行日 | ISBN | その他 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
僕がお嬢さまのペットになった理由 | 2013年7月1日(2013年6月20日発売) | ISBN 978-4-7580-4452-3 |
|