出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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(ぼく)とは、主に「少年」と呼ばれる年齢層の男性が、自らを指す際に使用する一人称である。なお、場合によって「ぼく」「ボク」という表記が好まれることもある。

「自分たち」のことを指す場合は、複数形にして「僕等(僕ら、ぼくら)」という。

概要[編集]

主に言葉を覚えて話せるようになってから、小学校の間ぐらいまで使われる。およそ思春期になると、一人称は「」へと変化していくことが多い。しかし大人になっても「一人称を俺に変え忘れた」という理由で「僕」を使い続ける人もいる。

大人になってから立場が上の人と話すとき、「俺」を使うことは失礼に当たる場合がある。そのため「僕」と言い換えることがあるものの、より丁寧にしたい場合は「」の使用がより好まれる。

なお、フィクションの世界では、「僕」を使う女子が萌え要素の対象として「ボクっ娘」と総称されることがある。

歴史[編集]

もともとは漢文の中で使われるへりくだった自称であり、明治時代に書生の一人称として広まった。しだいに使われる年齢層が下がっていき、1900年に書かれた櫻井鴎村の小説『二勇少年』の時点で、少年が「僕」を使っている様子が見て取れる。

こうした典型的な少年のしゃべり方は、江戸川乱歩『少年探偵団』シリーズの小林少年や、戦後多く書かれた「赤本まんが」の主人公たちへと継承されていった。手塚治虫の作品では、『鉄腕アトム』のアトムや『リボンの騎士』のサファイアなどが「ぼく」を使っており、キャラ付け要素としての「ぼく」が定着していくこととなる。[1]

参考文献[編集]