備中兵乱記
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備中兵乱記(びっちゅうへいらんき)とは、戦国時代の三村氏に関する史料である。
概要[編集]
著者・成立年代[編集]
著者・成立年代は不明。ただ、備中国の地理や三村元親の滅亡についてやけに詳しく書いているため、三村氏の遺臣で滅亡の際に行動を共にしていた誰かではないかと見られている。
内容[編集]
上中下の全3巻。備中の大勢力である三村氏の興亡を記した軍記である。
- 上巻 - 三村氏が毛利氏、宇喜多氏の勢力に囲まれて奮戦しながらも属城を次々と落とされてゆく状況が描かれている。
- 中巻 - 備中松山城が毛利軍の包囲により攻められ、落城してゆく顛末について。
- 下巻 - 三村元親・勝法師丸父子の最期、児島常山城の落城について。