俺んちのぐとこ。
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『俺んちのぐとこ。』（Orenchi no Gutoko.）は、渡辺圭祐による日本の4コマ漫画作品。
概要[編集]
4コマ漫画雑誌『まんがくらぶ』2013年12月号から2015年3月号まで連載されていた漫画作品。同居しているいとことのラブコメとなっている。
ストーリー[編集]
富岡誠二は、母親と下宿しているいとこの黒保根しおりと暮らしている高校生。いとこのしおりの世話を焼いている誠二は、しおりに振り回されつつも上神梅ちずも加わって学園生活を送っていく。
登場人物[編集]
高校 =[編集]
- 富岡 誠二（とみおか せいじ）
- 高校二年生の17歳男子。2年1組。いとこのしおりの面倒をよく見ている。母親が大好きなマザコン。
- 黒保根 しおり（くろほね しおり）
- 高校一年生の16歳女子。1年1組。誠二のいとこで幼いころから顔見知り。誠二のことは「せーちゃん」と呼んでいる。
- 富岡家に下宿している。マイペースでぐうたらしており、 誠二からはいとこをもじって「愚とこ」とされている。
- クラスで誠二のことをよく話しているため、クラスの女子から付き合っているとも思われている。巨乳で羨ましがられている。
- 普段は遅くまで寝ているが、休日には早く起きる。成績はよくなく、親が呼び出されそうになるほど。特に数学が苦手。
- 両親のことは話したがらない。通学のために富岡家に下宿しているということになっているが、実は家出。黒保根家に転校のために連れ戻されてしまうが、両親はしおりの言葉で説得されて元通りに下宿することになった。
- 上神梅 ちず（かみあんぱい ちず）
- しおりのクラスメイト。名前がちずということで「マップ」というあだ名で呼ばれている。小柄な体形で髪はサイドポニーテールにしている。貴美から誠二がショートが好きだと聞いてから、髪型をショートに変えている。
- クラスで近寄りにくいと思われているが、誠二やしおりに話しかけられて友達となる。誠二に好意を抱くようになるが、誠二が鈍感なこともあって気づかれていない。
- 数学が得意でしおりに勉強を教えたりもした。しおりの巨乳を羨ましがっており、海で水着となったときにはしおりと比べられるのが嫌で隠していた。身長が低いことを誠二に言われては反撃している。
- 水沼
- 誠二のクラスメイトの男友達。しおりと仲がいい誠二を羨ましがっている。高校二年生になって誠二に気があるしおりを諦めて、水泳部のカオリちゃん目当てに切り替えた。
富岡家[編集]
- 富岡 貴美（とみおか たかみ）
- 誠二の姉で20歳。普段は東京に住んでいる大学生。勝手いにいなくなった父親に怒っているが、一時的に帰宅したと聞いて実家に帰って父親を探しまわったりと本心から嫌っているわけではない。ナナとは仲が悪い。
- 富岡 ゆみ子
- 誠二の母親。基本的に優しいが、夫がマグロ漁船に乗ることになって会えなくなったときは怒った。
- 誠二の父親
- 誠二が10歳のときに、借金の保証人が逃げたことによる借金返済のためにマグロ漁船に乗っていた。ゆみ子の抱き枕を抱いていつも寝るほど、妻を愛している。借金を返して7年ぶりにいったん帰ってきたが、船員が足りないということで再び出かけていった。
- ナナ
- 富岡家で飼われている猫。可愛がられているしおりをライバル視している。貴美とは仲が悪い。
黒保根家[編集]
- イツキ
- ゆみ子の姉でしおりの母親。女子高校に通わせるためにしおりを連れ戻したが、誠二たちに奪還される。娘のことは大事に思っており、しおりの言葉を受けてしおりが元の高校に通うことを認める。
- しおりの父親
- 婿養子で影が薄い。しかし、娘が行って泣きじゃくるイツキを抱きしめたりと家族想い。
単行本[編集]
| タイトル | 初版発行日（発売日） | ISBN | その他 |
|---|---|---|---|
| 俺んちのぐとこ。 | 2015年3月21日（2015年3月7日） | ISBN 978-4-8019-5208-9 | 描き下ろし掲載 |