保渡田古墳群

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

保渡田古墳群(ほどたこふんぐん)とは、群馬県高崎市保渡田町と井出町にある二子山古墳、八幡塚古墳、薬師塚古墳の三つの古墳で構成される古墳群。

八幡塚古墳
八幡塚古墳に置かれた形象埴輪の復元品

概要[編集]

三つの古墳ともに、墳丘の長さは約100メートル前後で二重の掘がある。二子山古墳と八幡塚古墳には、それぞれ内堀に円形の中島が4つあり、とても珍しい。古い順から、二子山古墳、八幡塚古墳、薬師塚古墳と考えられている。榛名山の噴火による泥流で、一帯が埋まっていたため、保存状態が非常に良かった。 八幡塚古墳と二子山古墳は復元されて墳丘に登ることもでき、上毛野はにわの里公園として整備されている。 八幡塚古墳は、発掘調査にもとづいて、当時の姿に復元され、葺石で覆われ、復元された埴輪(円筒型埴輪、力士などの人物や鳥や猪などの動物の形象埴輪)も並べられ、後円頂上から中に入ったところで実物の石棺の展示も見ることができる。 二子山古墳は、発掘前の形状をできるだけ変えずに復元された。コスモスが植えられている。 公園内のかみつけの里博物館には、復元模型や出土品(実物の埴輪など)が展示されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]