体温計

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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体温計(たいおんけい)とは、体温を測定する器具の事である。かつては水銀を使って測定していたが、現在は温度センサーを使った電子体温計が一般的である。日本の体温計は脇の下で測定するようになっているが、海外には口の中や肛門で測定する体温計も存在する。体温を測定する際、体温計のセンサー部分の温度と体温を一致させるのに、本来は10分程度必要であるが、現在では体温計のセンサー部分の温度の上がり方から、実際の体温を予測して、数十秒で表示できる体温計が一般的である。この他、耳の中に差し込んだり、額にかざしたりして赤外線で測定する体温計もあり、これは数秒で測定が完了することから、会場に来た不特定多数の人に検温を行う場合などに適しているが、精度は若干落ちる。