佐々木史郎(ささき しろう、1957年- )は、文化人類学者、国立アイヌ民族博物館館長、国立民族学博物館名誉教授。
東京都生まれ。1981年東京大学教養学部文化人類学専攻卒、85年同大学院社会学研究科文化人類学専攻博士課程中退、国立民族学博物館助手、90年「清代におけるアムール川下流域住民のエスニシティ」で東大学術博士。1991年大阪大学言語文化部助教授、1995年国立民族学博物館助教授、2003年教授。東京国立博物館教授、2020年国立アイヌ民族博物館館長。1997年日本民族学会澁澤賞受賞。
- 『北方から来た交易民 絹と毛皮とサンタン人』日本放送出版協会 NHKブックス 1996
- 『シベリアで生命の暖かさを感じる』(フィールドワーク選書) 臨川書店、2015.2
共編著[編集]
- 『世界の食文化 極北』岸上伸啓責任編集 手塚薫,木原仁美,吉田睦,葛野浩昭共著.農山漁村文化協会 2005
- 『東アジア内海世界の交流史 周縁地域における社会制度の形成」加藤雄三,大西秀之共編.人文書院,2008
- 『東アジアの民族的世界 境界地域における多文化的状況と相互認識』加藤雄三共編 有志舎 人間文化叢書 ユーラシアと日本 交流と表象 2011
- 『ポスト社会主義以後のスラヴ・ユーラシア世界 比較民族誌的研究』(国立民族学博物館論集) 渡邊日日共編、風響社、2016.3