今帰仁城跡
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今帰仁城跡(なきじんじょうあと)は古期石灰岩丘陵上に築かれた三山鼎立時の北山王統の城跡である。世界遺産と国の史跡に指定されている。別名「北山城」。
概要[編集]
13世紀末頃から14世紀前半、15世紀初期までにほぼ現在の形に整備された。6つの郭から成り、総長1500メートルの城壁は、地形利用しながら野面積みで屏風状となっている。基壇構築による建物遺構や琉球の神話と関係の深いグスクの守護神を祀った御嶽がある。
沖縄県内最大級のグスクとして知られる。1416年に首里城を拠点とする中山軍により滅亡されるが、その後も旧北山統治の要所として引き続き使用され、北山監守が派遣されていた。面積は首里城とほぼ同規模である。平成18年に公益財団法人日本城郭協会により、日本100名城に選定された。
- 名称:今帰仁城跡
- 遺構:城壁、石垣
- 開館:年中無休
- 料金:大人 400円、小中高生 300円、小学生未満 無料
- 所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
- 交通:那覇空港から約110km(車で2時間45分)、本部循環線やんばる急行バス(那覇空港・那覇市内まで乗り換えなしの急行バス)※今帰仁村字今泊今帰仁城趾入口バス停下車徒歩15分