亜人ちゃんは語りたい (アニメ)

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亜人ちゃんは語りたい』(デミちゃんはかたりたい)は、同名のペトスによる日本漫画作品亜人ちゃんは語りたい』を原作としたアニメ作品。

概要[編集]

2016年9月3日にアニメ化が決定[1]。2017年1月から3月までテレビアニメが放送される。第1話放送前には、キャストが出演した特番「亜人ちゃんは祝いたい」が放送されている。Blu-ray・DVD第7巻には、テレビ未放送エピソード『亜人ちゃんの夏休み』が収録されている。

ストーリー[編集]

第1話
亜人に興味をもっている高橋鉄男。教師として赴任してきた佐藤早紀絵で今まで一度も会うことがなかった亜人とあっさりと会うことができた。早紀絵には鉄男が遠くからずっと見ていたことに気づいていたと警戒されてしまって距離をおかれてしまうのだった。
小鳥遊ひかりに倒れた女子生徒がいると助けを求められた鉄男。その女子生徒はデュラハンの町京子であり、重いということで運べなかった身体の部分だけ背負って保健室に行くことになる。体調を崩して運ばれる雪女の日下部雪を見たり、ひかりも亜人のバンパイアということを知ったりして、色々と考えてしまう鉄男。ひかりに亜人を嫌いなのかと勘違いされかけて、むしろ亜人は大好きと慌てて否定。ひかりも機嫌を直して、亜人のことは若い子の間で「あじん」ではなく「デミ」と呼ぶというのだった。
ひかりにバンパイアのことについて聞きに行ったときに、ひかりの双子の妹である小鳥遊ひまりと顔合わせしている。ひかりにあっさりとバンパイアについて聞くことを承諾されて、生物室に来たひかりに色々と聞くことにする。バンパイアに血について聞くと、ひかりが血を吸いたい欲求が出たりすることもあると知る。そして、予冷の鐘が鳴るまで色々と話をするのだった。
京子に保健室に運んでくれたお礼の手紙を受け取る。そこで、京子にもいつでも遊びに来ていいいと返事を書くのだった。
第2話
生物準備室に来た京子と話す鉄男。デュラハンの首と身体の関係について色々と聞いたりする。町京子がクラスメイトと冗談を言い合えるくらいの関係になりたいと相談した時には、京子の方から冗談を言ってみたらどうかとアドバイスする。そして、京子に首を抱きしめて欲しいと言われて首を抱えたところ、ひかりにその現場を見られてしまって追いかけることになるのだった。
鉄男とデートしたいという京子。ひかりは鉄男に電話して、今後のための実験として京子の身体はひかりの家で預かってもらいながら、頭だけを鉄男に抱えてもらって一緒に出掛けることになるのだった。ひかりの悪戯を受けたりしながらも鉄男とのお出かけを楽しむ京子。途中で酔ってしまって休憩がてら飲み物をとったりしたことで、トイレに行きたくなってしまい、ひかりに身体をトイレに連れて行ってもらっている。その後、鉄男は京子が酔わない様に頭を運ぶことを意識して歩き、ひかりの家に戻る。その際、ひかりにお願いされて、鉄男は京子が首を運びやすいように学校指定のカバンではなくてリュックで登校できるように校長先生にお願いしている。
第3話
今日もいつものように早朝から起きて始発で学校に向かう佐藤早紀絵。催淫しないために早く登校しているため、やることもないので掃除をしていると校長先生に挨拶され、苦笑いしている。始発で登校して終電間近で帰らなければならない日々を大変に感じつつ、催淫をさけるために住んでいる周囲に人がいない家に帰る。恋愛について考えつつ、数少ないくつろげる空間である家でお酒を飲んで、羽をのばすのだった。
翌日も早くに起きて学校へと向かう早紀絵。そこで眠気でふらついたところ、鉄男に手が触れてしまう。催淫してしまったと焦るが、何事もなかったかのように立ち去った鉄男に好意を抱くのだった。だが、鉄男は早紀絵の目に触れないところに行った後に、平然を保てて良かったと安心していたのだった。
鉄男のところにまた遊びにきたひかり。そして、鉄男が恋愛観と吸血の話が興味深いと言って恥ずかしくなってしまうが、強がって語り足りないくらいと言ってしまうひかり。また、吸血行為がセックス未満の性を喚起するものなのかと聞いたことで、ひかりは恥ずかしさで固まってしまって慌ててフォローする鉄男。そして、ひかりは鉄男が何ともないようなのが悔しくて、頬にキスをするいたずらをするも鉄男は照れる様子もなくて悔しがるのだった。
荷物を運ぶ京子の手伝いをする早紀絵。京子は好きな人がいると早紀絵に恋愛相談をすることにする。鉄男が好きと相談するも、恋愛経験もなくて同じ鉄男が好きな早紀絵は動揺してしまう。それでも先生として動揺しない風を装った早紀絵は、それらしいアドバイスを京子にする。それでも京子の髪のエピソードを聞いて、思わずじたばたしてしまう早紀絵であった。
廊下を歩いていた雪は、佐竹らの誘いを断ったことで陰口を言っている女子生徒の陰口を聞いてしまう。それで落ち込んでしまって、廊下で冷気を出して座っていたところに鉄男が通りがかるのだった。
第4話
自分が亜人だから陰口を言われてしまったのかという雪を抱きしめて、守らねばなるまいと鉄男は決意する。陰口は一般的な女子高生にありがちな問題だが、亜人というのが絡んでいる以上は単純に片付けられないと考える鉄男。そこに早紀絵が、校長先生に町がリュックで通学できるように頼んだことを聞いていたと、気遣いができる方なのに失礼な態度をとってしまっていたと謝罪。そして、早紀絵は陰口の問題について協力すると申し出る。そして、雪が人との接触を私とは違う意味で避けているように見えるとして、相談相手もおらずに亜人の性質の問題と折り合いが付けずにいるのではないかと推測。そして、早紀絵は私から雪に話を聞いてみますと提案するのだった。
陰口のことを知ったひかりは雪を連れてトイレに向かう。そして、木村静香井森敦美に文句を言いに行くからここで見ていてと宣言。ひかりはトイレに乗り込んで、木村と井森に陰口を言うのをやめるように言う。ひかるは正面から自分の考えを言って、二人は納得はできないけどすごいと思ったという。そして、ひかるが去った後に雪もトイレに入り、木村と井森に「ごめんなさい」と亜人の体質で人を避けていたと謝罪。そして、木村と井森も雪に謝って二人は仲直りするのだった。
鉄男は、雪の一件で亜人が悩みを抱えやすいことが分かった。そして、積極的に相談し合えるようにしてほしいとしてひかり、京子、雪を集める。早紀絵にも出席してもらい、相談に乗ってもらうように言う。すると、ひかりが鉄男にまだハグしてもらえてないと抱き付く。そこから、鉄男は京子の頭を抱きかかえることになり、早紀絵も抱き付こうとするが流石に拒否。雪には流れでどうだと誘ってハグして、安心しろと伝える。京子の身体にも抱き付くことになるも、胸が当たって奇声をあげて慌てて去っていくのだった。
鉄男が亜人を集めて相談会をやっていたことを聞いたひまり。ひまりは鉄男をまだ信用していないと考えていたところ、校門でばったりと会って途中まで一緒に帰ることになる。鉄男はバンパイアの性質について聞いて、バンパイアがにんにくを嫌う話について考えを述べる。ひまりは、鉄男にひかりについての考えを聞く。鉄男は「バンパイアとしての性質の理解と人間性をみることのバランスが大切と考えている」と答えて、ひまりはその考えに納得する。そして、家にきてみないかと誘ってみるも、そこでひかりが鉄男に抱き付かれたというメールが送られてきて、ひまりは鉄男に叫びながら慌てて急いで帰るのだった。ひかりは妹に早く帰ってきてほしくてメールしたとして、誤解が解けるのだった。
第5話
鉄男に相談することになった雪。雪は自分の体質が誰かを傷つけてしまうのではないかと恐れていることを話す。高校に入った後、新しい生活に緊張していたときに雪はお風呂に入っていると湯船に氷が浮かんでいるのを見つける。そのため、冷気によって相手を傷つけることがあるのではないかと恐れているのだという。鉄男は、湯船が凍った原因を突き止めようと雪に色々と質問する。昼休みが終わり、鉄男は放課後によければ来てもらえるかというのだった。
雪女の伝承について調べる鉄男。そして、放課後に雪に来てもらって話を聞いたことで、ある仮説を思いつく。そして、雪に足湯をしてもらって雪女の伝承を読んでもらう。これによって緊張感を覚えた雪は冷や汗をかいたことで湯に氷が浮かぶ。これによって、冷や汗によって氷ができたことが分かり、雪は危険な亜人ではないと断定できたのだった。
雪はアイスをひかりと響子と一緒に食べに行くことになる。色々と会ったこともなって、微妙な距離感ができてしまった雪とひかり。雪はひかりに人と触れ合うのを避けていたのに気づいて距離をとってくれていたことに感謝を示すと同時に嫌な思いをしていたらごめんなさいと謝る。そして、雪はこれからは大丈夫と言うと、ひかりも嫌われてなくて良かったと安心して抱き付く。そして、ひかりは雪のことを甘噛みし、雪は京子の頭を抱えて、笑い合って仲良くするのだった。
ひかり、京子、雪は三人で屋上で弁当を食べていると、鉄男が話しかける。すると、鉄男がひかりだけ名前呼びしている理由を雪が質問する。そこから名前の呼び方の話をしていった。その後、雪は前に倒れたときに助けてくれてありがとうと佐竹にお礼を言う。佐竹は放課後に一緒にカラオケに行こうと誘われて喜ぶが、一人で行ってみると他にも女子がいてなんとも言えない表情になるのだった。
第6話
鉄男は頼まれて小鳥遊家を訪ねる。父親の小鳥遊浩二と話をしていると、ひまりが帰ってくる。ひまりは先日のハグの件について謝罪。ひかりも帰ってきて騒がしくなる。そこで血のパックを自分の冷蔵庫に入れていなかったひかりを怒るひまり。その後もひまりとひかりは言い合いをしつつも、鉄男は仲がいいと微笑ましく見つめるのだった。
晩御飯に誘われた鉄男。母親も帰ってきてレバニラ炒めをみんなで食べる。ひかりがひまりのアイスを食べてしまったことで喧嘩になってしまい、ひかりと母親が近くのコンビニにアイスを買ってくることになる。その間、鉄男はひまりと一緒に待つことになる。ひかりが髪の色で浮かないように父親やひまりが髪を染めているのを見て、仲がいいんだなと改めて思う鉄男だった。
図書室で朝にひかりが髪を整えるのを手伝ってと泣きついてきたのを断ったエピソードを鉄男に話すひまり。しかし、鉄男の話を聞いてひかりが鏡に姿がうつらないから髪を結えなかったのではないかと不安になってしまったひまりは、急いでひかりを探す。だが、普通に鏡にうつっていて脱力するのだった。
雨が降り、京子は家の人に迎えに来てもらうことになる。鉄男は生物準備室に入ると、京子が寝ているため体に毛布をかけて本を読み始める。そして顔をうつぶせにしながら本を読んでいたところ、起きた京子は鉄男が寝ていると勘違いする。そのため、鉄男の頭を撫でてみる京子。そこにひかりの父親である浩二が京子を迎えにやってくる。京子の両親の都合が悪くなったので代わりに迎えにきたことをひかりから聞いていなかったため驚く京子。浩二は京子のリュックを取りに行くために頭を持って教室までいく。身体だけ残って書き置きを書いているのを見て、俺ももっと頑張ろうと思う鉄男であった。
第7話
学校で不審者を見たと鉄男のところにやってきたひかる。学校でぐずっているクルツを見かけた早紀絵は話しかけてみる。制服の違うクルツを不思議に思いつつも、悪い人には見えないと一緒に来ていた人を探すことにする。そこに、ひかるから不審者を見たと聞いたことを鉄男が早紀絵に話す。すると、不審者と言われていた宇垣がやってきて、クルツは間違って技をかけてしまう。クルツは宇垣の後輩であり、宇垣は刑事で学校に来る手続きをしておらずに不審者扱いされていたのだった。
早紀絵に土足厳禁と言われてスリッパをはく宇垣。宇垣は亜人が集まったと聞いて学校を訪ねてきたのだが、早紀絵にクルツは「対サキュバス用の決戦兵器」と格好をつけて説明する。宇垣は早紀絵に最近はどうなのかと聞いて、好きな人ができたと聞いて驚く。早紀絵は気になる人は触れても催淫されないと言うが、宇垣はゲイでもない限りは催淫されないと言い切る。その男は催淫されても表には出さなかったと言い、その男に対する気持ちは変わったのかと問う。鉄男はドキドキしていたと知っても早紀絵はドキドキするのだが、早紀絵はてんぱるのだった。
クルツは一人で学校を歩くのだが、いたるところで注目を集めるも本人は気づかないでいた。佐竹とのやり取りでさらに注目を集めるのだった。鉄男は宇垣と喫煙室に入り、亜人についての話を聞く。宇垣に亜人について頼まれた鉄男は戸惑いつつも任される。部屋を出るとひかりと会うが、タバコを吸った後の為、煙たがられるのだった。
第8話
テストの順位が張り出されて京子が5位だったのを見て、自分と同じ成績下位者だと思っていたひかりはショックを受ける。点数の悪かったひかりは鉄男に説教されてしまい、嫌われたと雪に泣きつく。そして、今度は一緒に勉強会をすることになる。
雪は廊下で漫画「怪傑ヴァンデルセン」を落としてしまったことに気づく。慌てて取に戻ると早紀絵が本を拾っていた。雪はギャグマンガを好きなことを恥ずかしいと隠し、両親の持ち物で友達に貸すために持ってきたと誤魔化す。そして、雪は早紀絵の話に笑いそうになるのを誤魔化しながら話すことになる。しかし、早紀絵が中学時代にサキュバスという話が広まって絡んできた男子を撃退したエピソードを聞いて、笑いのツボに入ってしまう雪であった。
雪、京子、ひまりの三人は勉強会で図書室で勉強をする。勉強をしつつ、生物準備室でのんびりするひまり。そんな中、鉄男は噛んでみたいという衝動に好みはあるのかと質問。京子と雪も集まって、ひまりが噛みたいと思う腕について調べることにする。みんなの腕をどれくらい噛みたいと思うのか、ひまりがそれぞれ評価。雪のことを一番嚙みたいと思うという結果になり、鉄男は早紀絵の腕をカジカジしたいと思うことはあるのかと質問。鉄男はヴァンパイア視点では早紀絵を噛みたいと思うのではないかと考え、「佐藤先生が一番おいしそう」と独り言を言ってしまい、3人に食いつかれてしまうのだった。
実力テストの点数も上がり、褒められて喜ぶひまり。順位も張り出され、一位には京子の名前があるのだった。
第9話
酔いながらぬいぐるみを鉄男に見立てて家で話していた早紀絵。そうしていると、宇垣から電話をかかってきて、早紀絵に鉄男が気になっているのかと聞いてくる。すぐに察した宇垣は、早紀絵がサキュバスとして次の段階に行くために意中の相手を催淫するのに慣れていかないといけないのではないかと言う。早紀絵も催淫することから逃げてはいけないと分かってはおり、宇垣に鉄男が照れた姿を見たくないかと言われたことで鉄男を催淫することを試みることにする。
鉄男にサキュバスの話を切り出して会話に誘う。ジャージを脱いで少し薄着になってみるも、鉄男は照れを表に出さないために催淫の効果があるのかと不安にすらなる早紀絵。鉄男は早紀絵に窮屈だろうからと普段からもう少し楽にしてはいいのではないかと提案。早紀絵はサキュバスに向けられる好意は下駄をはかせたもので嫌な感じと答えるも、鉄男は好意に偽物はないのではないかと考えを述べる。こうして自分の考えを語り合い、早紀絵も楽しんで会話をできた。そして、催淫が自分の手に余るうちは自分から催淫するのをやめようということで結論をつけたところで、ふとしたことで鉄男を催淫してしまって照れ顔を見ることができたのだった。夜、宇垣に鉄男との出来事を楽しく報告する早紀絵。宇垣は娘が巣立っていくような寂しさを感じるのだった。
早紀絵に漫画を貸しだした雪。早紀絵の言葉を聞いて、雪女としての性質をコントロールして冷気を出せればいいなと思って鉄男に相談する雪。鉄男に悲しい気持ちにするために演技をしてみることを提案され、演技をしてみる雪。恥ずかしい思いを感じながらも演技をした雪。そこにひかりが現れて、京子とひかりの前でも演技することになった雪であった。
暑い日に中距離を走るひかりたち。暑さに弱いひかりと雪は疲れ切ってしまう。3人は生物準備室で涼んでいく。鉄男が職員室にアイスを買いに行った間、3人は涼しくなる方法を考える。京子は怪談話をすることにするが、怖がられずに笑われてしまう。そんな中、京子がベストを着ているのを不思議に思うひかりと雪。汗で透けてしまうからという京子の姿を見て、冷え切ってしまう雪とひかりであった。
第10話
ひかりが鉄男の頬にキスをした話を聞く3人。中でも早紀絵はその話を聞いて羨ましがるのであった。
京子はひかりの話を聞いて、自分も鉄男にキスをしていいのではないかと考える。そして、荷物を運んでいる鉄男の後ろについていく。そのときに顔をあげながら近づいていくが、手を滑らせて顔を落としそうになる。鉄男は慌てて京子の頭を支えようとするも、京子は頭を無事にキャッチする。あまり危機感を感じていない様子の京子に思わず強い口調で叱ってしまった鉄男。京子は泣いて謝罪しながらその場を急いで立ち去って、廊下の隅で一人泣いていた。そこに雪とひかりがやってきて、優しい鉄男を怒らせてしまった自分が情けないと話す。そんな京子のところに、ひかりは鉄男を連れてくる。鉄男は、あのときは叱る必要はなかったと話して謝罪する。京子も謝罪して、お互いに仲直りするのだった。
京子は鉄男にお詫びの意味も込めて、自分の身体のことについて鉄男と話すことにする。鉄男の友人である大学で研究を続けている相馬のところに行くことになる。相馬は京子の身体と頭はワームホールのようなものでつながっているのではないかと仮説を話す。そして、京子の身体について面白い説を話していく。京子はすごく面白いと聞き入り、自分が研究者になってデュラハンについて調べることについて考えるのだった。
第11話
鉄男はみんなで夏をどうやって乗り切るのかを考えることにする。佐竹らから放課後にサッカーをやらないかと誘われるも断ったところで、教頭先生に亜人とのかかわりで頑張りすぎていると指摘されるのだった。教頭先生の話を聞いて佐竹と太田は井森と木村も交えて亜人についての話をする。どこで亜人を同じ人間だと思っていいのかということで、違うところを見ることで理解する必要があるのではないかと話になるのだった。
鉄男は教頭先生の話を受けてひかりたちと距離を取ってしまう。ひかりたちはどうしたんだろうと話し合う。そして、ひかりは早紀絵に話を聞いてみることにする。そこで、佐竹から教頭先生に鉄男が小言を言われたことを聞くのだった。そして、ひかりは鉄男に元気になってもらおうと、みんなで動画を作ることにする。
海岸で自分とひかりたちとの接し方について考える鉄男。距離をとった方がいいのではないかと考えていたところ、ひかりから動画が届く。動画には雪、京子、早紀絵の言葉が収録されており、鉄男は思わず涙ぐむ。そこにひかりがやってきて、言葉を受けて鉄男は考えをまとめるのだった。
鉄男は教頭先生に自分の考えを伝えようとする。しかし、教頭先生は鉄男がなにかを言う前に亜人と他の生徒たちが接している状況を見て、前言を撤回するのだった。
第12話
暗闇で目が光ることについて鉄男に聞きに来たひかり。ひかりが夜に目が見えることについて解説する鉄男。鉄男はバンパイアに襲われる夢を見て夜に生活しているバンパイアはしっくりときたと話す。ひかりは現代のバンパイアものびのびとしているとはしゃぐ。そして、学校のプールを借りられないかどうか聞いて、かけあってみると了承してもらうのだった。
学校のプールでひかりたちは遊ぶ許可をもらえる。鉄男と早紀絵が引率としてプールに立ち会う。日差しの強い中でひかりは大丈夫なのかという心配もあったが、やりたいようにさせることにする。こうして、みんなは楽しくプールで遊ぶのだった。

登場人物[編集]

詳しくは「亜人ちゃんは語りたい#登場人物」も参照。

高橋 鉄男(たかはし てつお)
声 - 諏訪部順一
小鳥遊 ひかり(たかなし ひかり)
声 - 本渡楓
町 京子(まち きょうこ)
声 - 篠田みなみ
日下部 雪(くさかべ ゆき)
声 - 夏川椎菜
佐藤 早紀絵(さとう さきえ)
声 - 日笠陽子
小鳥遊 ひまり(たかなし ひまり)
声 - Lynn
佐竹 裕介(さたけ ゆうすけ)
声 - 小林裕介
太田淳一
声 - 柳田淳一
佐竹の友人。
加藤先生
声 - 手塚ヒロミチ
アニメ第1話で鉄男に亜人についての話題を振った。
校長先生
声 - 佐々健太
教頭
声 - 佐藤晴男
悠子
声 - 石上静香
宇垣(うがき)
声 - 津田健次郎
クルツ
声 - 雨宮天
相馬(そうま)
声 - 花江夏樹
木村静香
声 - 石上静香
雪の陰口を言っていた女子生徒。
井森敦美
声 - 種崎敦美
雪の陰口を言っていた女子生徒。
校長先生
声 - 佐々健太
小鳥遊 浩二(たかなし こうじ)
声 - 大川透
小鳥遊姉妹の父親。
小鳥遊 みどり(たかなし みどり)
声 - 小島幸子
小鳥遊姉妹の母親。
京子の母
声 - 森なな子
教師
声 - 木島隆一大津愛理
アニメ第1話登場。
男子生徒
声 - 広瀬裕也豊島修平熊谷健太郎天﨑滉平
アニメ第1話登場。
女子生徒
声 - 貫井柚佳田中あいみ
アニメ第1話登場。
アナウンサー
声 - 櫻井浩美
アニメ第3話登場。
女子生徒
声 - 小松奈生子木村珠莉奥谷楓
アニメ第3話登場。
店員
声 - 松田利冴
アニメ第5話登場。
女生徒
声 - 古木のぞみ
アニメ第5話登場。
初老の男
声 - 蓮岳大
アニメ第8話登場。
雪恋の女主人公
声 - 木村珠莉
アニメ第8話登場。
たっくん
声 - 村田太志
アニメ第8話登場。中学時代にサキュバスの早紀絵に絡んで返り討ちにあい、メンツをつぶされてしまう。
子分A、B
声 - 柳田淳一鈴木崚汰
アニメ第8話登場。
体育教師
声 - 木島隆一
アニメ第9話登場。
女性体育教師
声 - 小松奈生子
アニメ第9話登場。
シュン君
声 - 岩澤俊樹
アニメ第10話登場。京子が見ていた番組の登場人物。
ユリコ
声 - 大地葉
アニメ第10話登場。京子が見ていた番組の登場人物。

スタッフ[編集]

  • 原作 - ペトス
  • 監督 - 安藤良
  • シリーズ構成・脚本 - 吉岡たかを
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 川上哲也
  • プロップデザイン - たかはしゆう
  • 美術監督 - 針生勝文
  • 色彩設計 - 赤間美佐子
  • 撮影監督 - 宮脇洋平
  • CG監督 - 那須信司
  • 編集 - 西山茂
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 横山克
  • 音楽制作 - アニプレックス
  • エグゼクティブプロデューサー - 落越友則、松下卓也
  • チーフプロデューサー - 斎藤俊輔、立石謙介
  • プロデューサー - 小田桐成美、辰澤奈津子
  • アニメーションプロデューサー - 賀部匠美
  • 制作 - A-1 Pictures
  • 製作 - 「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会(アニプレックス、講談社、鐘通インベストメント、クリスマスホーリー)

主題歌[編集]

オープニングテーマ「オリジナル。」
作詞 - 岡田麿里 / 作曲・編曲 - ミト / 歌 - TrySail
エンディングテーマ「フェアリーテイル」
作詞・作曲・編曲 - すこっぷ / 歌 - 三月のパンタシア

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督 作画監督補佐 作画監督協力
第1話 高橋鉄男は語りたい 安藤良 安藤良 川上哲也
第2話 デュラハンちゃんは甘えたい 安藤尚也
安藤良
高橋謙仁 吉田南 藤巻祐一、錦見楽 山名秀和
第3話 サキュバスさんはいい大人 中川淳 中川淳 山名秀和
第4話 高橋鉄男は守りたい 石井俊匡 石井俊匡 川﨑玲奈
第5話 雪女ちゃんは冷たい 安藤良 徳本善信 杉田葉子
大西陽一
永田善敬
第6話 小鳥遊姉妹は争えない 大久保朋 大久保朋 岡本達明 山名秀和、川﨑玲奈
錦見楽、吉田南
川上哲也
第7話 サキュバスさんはいぶかしげ サトウ光敏 サトウ光敏 前田学史
菊池貴行
辻早智子、木村行隆
第8話 亜人ちゃんは学びたい 綿田慎也 綿田慎也 古住千秋 鳥居貴史
第9話 亜人ちゃんは試したい 中川淳 山名秀和
落合瞳
木藤貴之
第10話 デュラハンは時空を超えて 森大貴 岩月甚 吉田南
錦見楽
第11話 亜人ちゃんは支えたい 石井俊匡 古住千秋
鳥居貴史
山名秀和、小松真梨子
錦見楽、吉田南
山口真琴
第12話 亜人ちゃんは泳ぎたい 安藤良 川上哲也、川﨑玲奈
田村里美、山名秀和
錦見楽、吉田南

原作との相違点[編集]

  • アニメでは鉄男が学校に入学する前のひかりに夜の学校前で会っているが、原作にそういった描写はない。夜に会った際には「変なおじさん」と警戒されて逃げられている。
  • 佐藤早紀絵が柴崎高等学校に赴任してくる日に遅刻している。そして、アニメでは鉄男が早紀絵に挨拶のために握手をしようとするも断られて、早紀絵に興味本位でチラチラと遠くから見ていたと思われて警戒されているが、そういった描写は原作にはない。
  • アニメでは早々に町京子がデュラハンであることで周囲に気を使われているのを気にしている描写があり、ひかりに話しかけられて周囲と打ち解けている様子がある。
  • 原作では京子が倒れて保健室に運んでくれた鉄男に直接会ってお礼を言っているが、アニメでは手紙を使っている。
  • ひまりがひかりの忘れ物の世界史の教科書を貸しに来た時に原作よりも早い段階で鉄男に会っている。
  • 原作では町京子が登校時に学校指定のカバンから安全に首を運ぶためにリュックに変わったのは一コマで触れられている程度だが、アニメではひかりから鉄男にお願いして校長先生に伝える形で許可が下りるエピソードになっている。また、校長先生に鉄男が頼む様子を早紀絵が見るアニメオリジナルシーンもある。
  • 原作では町京子が鉄男に首だけ抱えてもらって出かけるエピソードは、ひかりが預かっていた身体に悪戯をしたシーンまでで終わっている。アニメでは運んでいる町京子が酔わない様に首を持つエピソードを原作23話のエピソードを変えながら入れている。町京子がトイレに行きたくなって、ひかりに身体をトイレに連れて行ってもらうエピソードも入れており、その様子を見たひまりが驚いている。
  • アニメ第3話で早朝に起きて始発で学校へ向かうアニメオリジナルシーンが追加されている。学校に早くついて掃除をしたり、家でくつろいでいる姿も追加された。
  • アニメ第3話の佐藤早紀絵が女子生徒からの質問に答えるシーンが教室になっているが、原作では廊下で教えている。
  • アニメ第4話で早紀絵が雪の陰口の問題について、鉄男に協力するアニメオリジナルシーンが追加されている。
  • アニメ第5話で雪が鉄男に自分の体質の危険性について相談しているときに昼休みと放課後に分けているが、原作では分かれていない。
  • アニメ第6話で鉄男が小鳥遊家を初めて訪問した時に、ひかりとひまりの話を母親がするシーンが追加。小鳥遊家でのエピソードの内容が全体的に増えている。
  • アニメ第6話でひかりが鏡にうつらないのではないかと思って不安になり、ひまりが探し回るシーンが増えている。
  • アニメ第7話でクルツが一人で学校をまわって佐竹らと会うエピソードが追加されている。
  • アニメ第8話で早紀絵により雪が落とした漫画「怪傑ヴァンデルセン」。原作では雪が漫画を落とすまでの描写はないが、アニメでは、雪が中間テストの後にひかりとのやり取りの中で漫画を落としている描写が追加。
  • アニメ第8話で、勉強会の後に実力テストの順位が張り出されるエピソードが追加。原作では京子が一位になったことが簡単に記されているだけとなっている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]