予備費(よびひ)とは、予算編成時に予測が難しい緊急事態に備えて、使い道を決めずに計上した経費のことである。
災害支援などで使われる場合が多く、内閣や首長の判断で自由に支出することができるが、国会等議会の事後承諾が必要となる。ただし、仮に事後承諾が不承諾となっても、政治責任を取るにとどまり、支出自体の効果に影響することは無い。通常の予備費以外にも、経済危機対応などの目的で別枠で計上することもある。