九州新幹線放火未遂事件
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九州新幹線放火未遂事件(きゅうしゅうしんかんせんほうかみすいじけん)とは、2021年11月8日に発生した放火未遂事件である。同年の10月31日に起きた京王線事件を模倣した事件として知られる。
概要[編集]
2021年11月8日午前9時前、熊本駅と新八代駅の間を走行中の九州新幹線下り「さくら401号」3号車の車内で、乗客の69歳の男が液体(オイル)を床に撒き、紙にライターで着火し床に置いたが、火は燃え広がらずすぐに消えた。車内で非常ベルが鳴らされたため列車はただちに緊急停車し、火災発生を知らせるアナウンスが行われた後に新八代駅まで移動し、男は放火未遂容疑で現行犯逮捕された[1][2][3]。この事件による負傷者はなかった[1]。男は熊本県警察の調べに対し「京王線のニュースを見て真似しようと思った」と供述した[1][2]。
脚注[編集]
- ↑ a b c “九州新幹線 車内で放火未遂か 男逮捕「京王線事件をまね」供述”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会 (2021年11月8日). 2021年11月11日確認。
- ↑ a b “京王線事件「まねしようと思った」 九州新幹線、放火未遂容疑の男”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2021年11月8日) 2021年11月11日閲覧。
- ↑ “九州新幹線放火未遂 「いつも通勤で使うのに」 乗客ら「京王線の事件」脳裏に 「容疑者はおとなしいおじさん」”. 南日本新聞 (南日本新聞社). (2021年11月8日) 2021年11月11日閲覧。