久保田潤一郎
久保田 潤一郎(くぼた じゅんいちろう、1952年 - )は、日本の形成外科医・レーザー専門医[1]。
久保田潤一郎クリニック院長[2]、日本レーザー治療学会理事、特定非営利活動法人日本アンチエイジング医療協会理事長、World Anti-ageing Medical Association 名誉会長。
来歴[編集]
1952年(昭和27年)東京都生まれ。
産婦人科の医院を営む父を見て育ち、最終的に同じく医学の道を目指した。
1971年に慶應義塾高等学校卒業後、慶應義塾大学商学部に入学。翌年同大学を退学し、杏林大学医学部に入学。
1978年同大学を卒業後、翌年慶応義塾大学医学部形成外科学教室に入局。同大学の研修、助手を務め医学博士号取得。医学部助手を約6年務めたのち退職。
1986年2月、杏林大学医学部助手(形成外科学)として形成外科学の研究に進む。その後、同大学の講師・専任講師を経て1994年医学部形成外科学助教授に就任。
患者を治療するかたわら、後輩の指導にも熱心にあたる。
美容外科のベースとなる形成外科医として数々の臨床・研究を行い、形成外科・美容外科の治療・手術のほか、レーザーや光療法を積極的に取り入れ、先天的な色素異常(アザ)や老化によっておこる様々な皮膚のトラブルに対処しする皮膚レーザー療法を確立。
2002年8月に大学を退職、同年9月に久保田潤一郎クリニックを開院。
院長として診療を行いながら、国内外の医学会だけに留まらず、各種の関連講演会でも積極的に講演を行う。特に一般参加が可能な講演を積極的に行い、多くの患者と交流を図りながら、自らの治療・基礎研究を主とした様々な情報や最新情報を広く伝えようと務める。
近年、PRP(自己多血小板血漿)注入療法を世界に先駆け考案し、その治療法について世界中に発信している。
趣味はスキー・低山歩き・読書。
資格[編集]
所属学会等[編集]
著書[編集]
- 実践 皮膚レーザー療法―上手な使い方と治療法のコツ(永井書店)
- 外来で容易にできる若返り美容医療の実際―アンチエイジング医療とスキンケア(永井書店)
受賞歴[編集]
- 昭和60年 昭和60年度三四会賞受賞 第98号(慶応義塾大学医学部三四会)
- 平成14年 平成14年度著述賞(日本医科器械学会)
出典[編集]
- ↑ メディプラス乾燥予防研究所 (2021年10月7日). “監修医師のご紹介|久保田潤一郎” (日本語). メディプラス乾燥予防研究所. 2022年1月25日確認。
- ↑ “久保田 潤一郎 院長|久保田潤一郎クリニック(池袋駅・形成外科)|東京ドクターズ”. tokyo-doctors.com. 2022年1月25日確認。