世界平和大観音像

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世界平和大観音像は、兵庫県津名郡東浦町(現淡路市)にある、全高(土台を含めた)約100メートルの高さ(像本体の高さは80メートル)の観音菩薩。1982年(昭和57年)に竣工した。造形が稚拙なため“B級観光地”と言われる。台座2階は近代絵画美術館であるが、本物はほとんどないようである。台座3階は近代陶芸美術館であるが、目ぼしい作品はない。

神戸地裁による数回の競売に応札者は現れなかった。老朽化により外壁が剥がれ落ちる等の危険はあるため、所有権が国に移った後は解体される事となった。

建設したのは個人(故・奥内豊吉氏)だが、解体費用は8億8000万円かかるが国の税金が投入される。