下津井駅
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下津井駅(しもついえき)は、かつて存在した下津井電鉄線の駅の1つ。
概要[編集]
1914年に延伸開業した、下津井軽便鉄道線の終着駅。1922年には下津井鉄道の所有となったが、1934年の火災で車両と一部の建物を焼失してしまう。
その後、1949年に電化、同年8月に蒸気機関車の運用が終了し、下津井電鉄の所属となる。
しかし、瀬戸大橋線開業に伴いバス事業で大打撃を受けた下津井電鉄は路線ごと手放すことを決定。1991年に廃止され、同時に当駅も廃駅となった。
駅構造[編集]
開業から廃止まで終始一貫して2面3線の地上駅であったが、車庫側の1線は1972年の貨物廃止以降ホームとして使用されることはなかった。
廃止後[編集]
廃止後も引き続き下津井電鉄が所有し、駅舎などほとんどの施設は解体されたものの、2002年以降は地元のボランティア団体の手により整備され、同社の2000系や井笠鉄道を含めた廃車車両が大切に静態保存されている。
なお、クハ24とホカフ9は当初駅構内で保存されるものの、2017年からはクラウドファンディングにより鷲羽山下電ホテルに移設保存されている。